エイトシーのオタク語り

エイトシーのオタク語り

行きどころの無いオタクの独り言

2022/11/16 ハードオフ購入履歴

 

 どうもエイトシーです。

 

 最近またちょっと間が空いてしまったので、久しぶりにハードオフで購入したものの紹介をしたいと思います。今日は残念ながらゲームの購入は無しで、どちらかというと私の本業に関わる買い物でした。

 

エレコム M-HT1DRBK トラックボール:2750円

f:id:Eight_C:20221116180907j:image

 

 エレコム製のトラックボールです。

 

 私の本業はパソコンのおべんつよになりますので、パソコン周りへの投資は欠かせません。最近どうしても一度トラックボールが使ってみたかったので、手頃な価格で探していました。正直使いこなせるかどうかかなりドキドキですが、結構楽しみです。何よりマウス動かすスペースが必要ないのは楽……

 

 

 という訳で、今回かなり少なめになりましたが、久しぶりのハードオフ購入履歴でした。

 

 最近めっきり三店制覇とかのガッツリしたハードオフ巡りはやらなくなっちゃいましたね……またドライブがてら行ってみようかな……

 

 

 ……ただ流石に積みゲーが増えすぎちゃって……

 

 

 

 

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ちょっと一回「ファイブスター物語」について語ろう……の話

 

 どうもエイトシーです。

 

 ちょっと久しぶりなのであえて蒸し返しますが、私はロボットアニメが大好きです。一年前に機動戦士ガンダムにどっぷりハマり、その流れで聖戦士ダンバインを見出し、パトレイバーにどハマりし、エヴァンゲリオンもゆっくりゆっくりと消化している状況です。

 

 ……と、最近めっきりロボアニメ沼の最中にいるのですが、そんな私が今一番お熱になっているロボットがあります。

 

 ……それが、ファイブスター物語です。

 


ファイブスター物語 1(1998 edition) (ニュータイプ100%コミックス)

 実は先日期間限定でリバイバル上映を果たした「花の詩女 ゴティックメード」の上映にも行っていました。そのお話もいずれ書きましょう。

 

 というわけで、今回はファイブスター入門したての私が、「どうしてファイブスター物語に惹かれたのか」というお話をしたいとお思います。ウルトラ初心者が書く内容ですので、長年のファンの方、もしいらっしゃったら、どうか温かい目で見守ってやってください。

 

 

 

・「ファイブスター物語」とは?

 

 「ファイブスター物語(ストーリーズ)」は、永野護氏によって1986年から連載されている巨大ロボット(?)漫画です。ジョーカー太陽星団のさまざまな星を舞台に、巨大ロボット「モーターヘッド(新設定ではゴティックメード)」を駆る騎士(ヘッドライナー)や、人工生命体ファティマたち、そのほかさまざまな人物たちの戦いの歴史を描く物語です。

 完全なSF作品というわけではなく、ドラゴン(セントリー)や神様が出てきたりする、作者曰く「なんでもありの御伽噺」になっています。また、作品を通した明確な主人公がいないことも特徴です。(一応アマテラス中心に話は進みますが…)

 ちなみに、2013年ごろに設定の大改変があったので、ちょこちょこ名称やらロボデザインやらが変わっちゃいました。まぁ作者が一番かっこいいと思うデザインを使うためなので致し方なし……

 

 

・数千年分のサーガの魅力

 

 この漫画で一番特徴的なのが、既に数千年分の歴史年表が完成しているという点でしょう。

 まぁリアル世界でも随分長いこと連載していたので、ちょこちょこ年表自体が書き変わることもあるらしいですが、それでも大枠の歴史に関しては第一話時点で既に完成していました。

 …というか、その第一話が既に物語的にはかなりクライマックスというか…ほとんど最終回から物語が始まって、第二話から物語の始まりが語られるとかいうだいぶ無茶苦茶な進め方をしています。

 それだけでは飽き足らず、急に話が数千年前後したり、かと思えば予知能力的なもので数千年先の未来の話が仄めかされたりと、物語を紡ぐというより、穴を埋めていく感覚に近い方式で物語が進んでいくので、かなり興味深く物語を追うことができます。

 急に敵の黒騎士の息子が味方の騎士団に当然のようにいたりするので「どうしてそうなったん!?」みたいな新鮮な驚きをずっと味わいつつ、「……で、答え合わせはいったいいつ頃に…」とヤキモキすることができます。やったね。

 

・美しきロボット「モーターヘッド」、「ゴティックメード

 

 さてさて!!!お待たせしました!!!!

 

 この物語の一番のポイント……

 

 それが……

 

 

 最高にかっこよく、そして美しいロボット、モーターヘッドです。

 

……御託はいいのでとにかく作中人気機体の「S.S.I クバルカン ザ・バング」を見てくれ…

 

 


ボークス IMS 1/100 S.S.I.KUBALKANS the BANG -破烈の人形-

 

 本当に今までのどのロボットとも似ても似つかないほどかっこいい……なんだい?その鋭い頭部とハイヒールはよぉ!?

 

 しかもこのロボット、本編とは別の設定資料集で関節の構造からネジの一本に至るまで設定が書き起こされてたりする機体もいるので、「もしかしてワンチャン作れる!?」と思えてしまうレベルのリアリティを持っています。資料集の写真載せられないのが惜しすぎる…

 

 

 ……さらにさらに、上述した”2013年の設定大改変”によって、ロボットのデザインや名前が全く別物になってしまいました……

 

 …こちらが、先ほどの機体の設定変更後の姿、「S.S.I クバルカン ゲートシオン  Mk3 リッタージェット”破烈の人形”」です。

 


ゲートシオンマーク3 リッタージェット破烈人形通常版

 

 なんじゃこりゃぁあああ!?!?!?!?!?

 

 でもかっこいいいいいいい!!!!!

 

 なんでよりウエストが細くなってんのよ!?モデルかよ!?後ろのその鋭すぎる翼は何なんだよ!?かっこいいじゃんか!!

 

 …しかも、先日見に行った映画に↑が登場したのですが、なんと可変機体で、飛行形態が存在していました。その空を飛ぶ音がまるで”空が破裂したかのような爆音”のために「破烈の人形」と呼ばれる………めちゃくちゃかっこいいじゃないかぁあ……心の中の小五男児もウッキウキです。

 

 このほかにも、急に作者の対抗意識から半透明装甲をつけることになった人気機体の「L.E.D ミラージュ」、そしてその設定変更で急にコッテリしちゃったツァラトウストラ アプターブリンガー」やら、キンキラキンの主人公機(?)の「The Kight of Gold」とその設定変更で最近立体キットになった「帝機マグナパレス」などなど……どのロボットデザインも独特で見応えがあるので、見ているだけでも楽しめるはずです。

 

 

・美しき「ファティマ」たち

 

 そしてもう一つ、最も特徴的なのが人工生命体「ファティマ」の存在です。

 

 「ファティマ」は、モーターヘッドゴティックメード)の演算部分を担当する人工生命体で、基本的には女性型になります。

 

 このファティマがとにかくカワイイ!!!

 

 顔立ちがお美しいのもさることながら、ファッションがいちいちハイセンスなので、いろんなファティマを見ているだけでかなり面白いです。「プラスチックスタイル」のファティマとかどれもスーツがめちゃかっこいい…

 

 作中には本当にいろいろなファティマが登場するので、自分の「推しファティマ」を探してみるのもいいかもしれません。でもやっぱりラキシスはかわいいんじゃあ……

 


ファイブスター物語 リブート (1) LACHESIS (ニュータイプ100%コミックス)

 

 というわけで、今回はアニメオタク私が「ファイブスター物語」にはまったお話でした。

 

 まだまだそこまでストーリーを追えているわけではないので、今後追っていくのが楽しみな作品になりました。……どうか私が生きてるうちに完結してくれるといいんだけど……

 

 現在アニメ映画版の「ファイブスター物語」がdアニメストアで見れます。もう一本の「ゴティックメード」はちょっと特殊なのですが……それはまた次回。

 

 

 

 

 

 

 

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牙を剥いてきた「押井守」 「機動警察パトレイバー the movie」を見た話

 どうもエイトシーです。

 

 最近めっきり「パトレイバー」にどハマりしまして、アマプラのdアニメストアにも入ってロボアニメ三昧をしています。

 

 ……さてさて、そんな訳で今回はパトレイバーシリーズの記念すべき劇場版第一作目、「機動警察パトレイバー the movie」の話をしたいと思います。

 

 

 


EMOTION the Best 機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD]

 

 

・牙をむく”諸刃の剣”

 

 さぁて、私はこのブログの中で度々こんなことを言っていました……

 

 

 

……押井守監督は諸刃の剣である」と……

 

 

 

eight-c.hatenablog.com

 

 

 

 詳細は↑の記事を読んでほしいのですが、一応おさらいすると、氏の作品は圧巻の映像美世界観が際立つ一方、難解なストーリー薄めのキャラクター造形、改変により人を選ぶ作品になりがちである……という特徴があります。

 

 私は前回の旧OVA版にて「今回はバランスがちょうどいい!おもしろい!」みたいな話をしていた訳です……

 

…………が…………本作ではとうとう氏が牙をむき始めました。

 

 今作、風景だけの長回しシーンが多数存在、主人公二名を差し置いて出番が数多くあるサブキャラ刑事の松井さんと片岡さんの存在、妙に凝った宗教のモチーフと一度では理解困難な事件の全体像、謎おおき犯人の人物像、動機ナドナド……

 

 OVA版よりさらに難解で、それでいて美しい映像表現、まさに「押井守」という感じのアニメ作品に仕上がっています。

 

 

 …つまるところ、前作で出来上がっていたバランスをかなり崩してしまったわけです……さてさてじゃあこのアニメは面白く出来上がっているのか………

 

 

 ……結論、面白いです!!!!

 

 

・迫力満点の作画

 

 まず、当然といえばそうですが、本作OVA版よりかなり作画に力が入っています。特にレイバーを使用した市街地、箱舟でのアクションシーンはとても見応えがあります。本作に登場するレイバーは”巨大ロボット”の中ではかなり小さめに分類されるサイズ感ですが、それが市街地で建物薙ぎ倒しながら格闘戦をするので、とにかく迫力があります。

 

 それ以外でも、押井監督らしい陰影の美しく際立ったシーンがとても多く、その演出が少し寂れたような街の雰囲気と相まって、静かなのにとてもインパクトを残す映像になっています。

 

 

・キャラクターもなかなか……

 

 本作、確かに旧OVA版やテレビ版と比べると少しキャラクターごとの特徴が少し薄味になっています。正直これは押井守監督の手癖なのでまぁしょうがないかなと……

 

 ただ、それでキャラクターの魅力が剥がれてしまったのか……と言われれば、そんなことはないと断言できます。

 

 特に、OVA版ではかなり無鉄砲に描かれていた遊馬が、今作では持ち前の無鉄砲で事件の真相に誰よりも切り込んでいくので、かなりヒーロー然とした遊馬を見ることができます。しかもただ無鉄砲なだけでなく、野明のことを彼なりに気にかけてあげている描写があり、本っっっっ当に珍しく優しげな遊馬を見ることができます。お前いいやつだったんだな……

 

 そして本作を難解にしている原因、本作の黒幕の帆場暎一(ほばえいいち)もかなり興味深いキャラクター造形です。

 

 物語開始時点で既に亡くなっており、詳細なプロフィールはおろか、劇中で彼が起こした事件の真相すら実際のところはよくわからないまま…という、考えようによっては投げやりすぎるともとれるキャラクターです。しかもアメリカでは名前のイニシャルをもじってエホバ(E・HOBA)とよばてたとか、しかもその呼び名が間違っていた(正確にはヤーウェ)と知って狂喜したとか…とにかくとにかく意味深さと不気味さだけを残すキャラクターです。おかげで考察で間を補完するという楽しみ方をする人も結構いるとか……なかなか興味深いので併せて調べてみてください。

 

 

 

・驚きの先見性

 そして、本作を語る上で欠かすことはできないのは、その先見性です。

 

 本作、レイバーに搭載される最新型OSである「HOS」へのアップグレードが事件の中心になります。

 

 ……さて、皆さんはおそらく↑の説明をおおよそ難なく理解できると思います。それもそのはず。パソコンやスマホが一般的になり、その中に搭載されているOSやアップグレードという概念も、現在では別段専門知識というわけではありません。

 

 が、この映画が公開されたのは1989年、スマホはおろかWindowsも一般的ではなく、PC98が一部限られた人々の間で利用されていただけでした。

 

 そんな時代に作られていたにもかかわらず、なんと「OSのアップグレード」を事件の中心に置いている……この先見性の高さは本当に驚くべきことです。正直AKIRAのオリンピックよりやばい未来予測だと個人的には思っています。

 

 

 という訳で、今回は「機動警察パトレイバー the movie」を見た話でした。

 

 いやー面白い!!!

 

 さすが押井守作品だけあって、レイバー(巨大ロボット)以外の部分でもとても魅力の引き立つ作品になっています。本作は攻殻よりよっぽど見やすいので、初心者の人にもお勧めできる映画だと思います。興味を持ってくれた方!ぜひ見てくれ!!

 

 

 さて、次回作、「劇場版パトレイバー2」の話でお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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高密度同窓会 「機動戦士ガンダムサンダーボルト BANDIT FLOWER」を見た話

 どうもエイトシーです。

 

 前回初心者向けの新たな選択肢として、「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の話をしました。

 

 

eight-c.hatenablog.com

 

 

 んで、サンダーボルトのアニメ作品は実はもう一本あります。

 

 それが、機動戦士ガンダムサンダーボルト BANDIT FLOWER」です。

 

 


機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER

 

 前作が高評価だっただけに今作も期待大でしたが、実際どうだったのか…感想を書き殴りたいと思います。

 

 

・「同窓会」ってこんな感じよね…

 

 今作を一言で表すなら、「同窓会」です。

 

 前作では、登場するモビルスーツはほとんどザクとジム、一部ガンダムとドムくらいで、ファーストで活躍していたモビルスーツたちはほとんど登場しませんでした。

 

 しかし、今回はアッガイゴッグ、ズゴッグ、グフ、ガンタンクガンキャノンなどのファーストで大活躍していたモビルスーツたちが勢揃いしていました。

 

 ところで、ガンダムで同窓会といえば、ユニコーンガンダムの第10話が挙げられますが、実は今回の作品はそことは明確に差別化されています。……ちょっと変な言い方になりますが、今回のサンダーボルトの方がより”同窓会”っぽいと感じました。どういうことなのかというと…

 

 ユニコーン第10話で登場した旧作のモビルスーツは、一応現代風に綺麗な作画で解釈され直している部分はありますが、一応はオリジナルと地続きの世界観のため、少し解像度が上がる程度のアレンジにとどめています。

 

 対してサンダーボルト。完全にパラレル作品になっていることをいいことに、サンダーボルトオリジナルの大胆アレンジが加えられていて、一瞬元ネタが分からなくなる時が結構あります。ゴッグやズゴッグはムキムキマッチョになってたし、アッガイはがっしりした体型になってたし……なんというか、数年会ってない間にみんな結構イメチェンしていて、本当に”同窓会”な気分に浸れました。「……グラブロ?……おい、お前グラブロなのか!?!?」とかマジで声に出して言っちゃったし……

 

 

・「宗教」と「戦争」って…怖いよね…

 

 そして今作を最も特徴づけているのが、ジオン、連邦に続く第三勢力。原点のファーストガンダムでは描かれなかった宗教組織「南洋同盟」の存在です。

 

 私は常々、「ガンダムの本質はスーパーロボットアニメではなく残酷な戦争である」みたいなことを偉そうに言い続けていました。そして、特に最近の戦争において、”宗教”というのは切っても切れない存在になりました。

 

 こーれが本当に恐ろしい……今までの連邦、ジオンの戦争はあくまでも独立戦争という明確な目的があるので、まぁ一部やばい人たちがいてもそれなりにまともに残酷な戦争をしていたわけです。が、南洋同盟は宗教組織…教祖のためなら命なんか安いもん!性能悪かろうが天国いけるので問題無し!!…みたいな理論で戦われるのでめちゃくちゃ怖いです。おまけにその兵器は全然モビルスーツなのでしっかり武力!!

 

 …意外とガンダムと宗教の関わりって描かれることが少ない(…と思うんだけど……)ので、かなり新鮮でありつつ、それでいてまたよりリアルな戦争を感じられる描写でした。

 

 

・不満点

 

 さぁ〜て……とにかく大満足な二作目だったので・す・が!!!!!!

 

 

 ちょいと私は不満点がございましてよ!!

 

 

 ズバリ!!!!足りん!!!!!!

 

 

 

 いやさ、しょうがないですよ…まだギリギリ完結してない漫画のOVAだもん。そりゃあキリがいいわけないですよ。

 

 …ただ、前作がそれなりにダリルとイオの最終決戦な感じで一区切りをつけたのに対して、今回は南洋同盟の正体どころか、ダリルのニュータイプの話やら、実は生きてたあの人の話やら、というかそもそもダリルとイオが全く出会ってなかったりとか、とにかくストーリー的には「承」止まりで話が動きそうで動かないままだったので、なんとなく消化不良感が否めないままになっています。ネタバレ的にその先の展開をちょっと知っているだけにとにかくモヤモヤしました。

 

 …まぁこればっかりはしょうがないので、アニメ制作スタッフには原作完結ししだい取り急ぎ残り分のアニメを作ってほしいです。金なら惜しまないので……

 

 

 

 というわけで、今回は「機動戦士ガンダムサンダーボルト BANDIT FLOSER」を見た話でした。

 

 最近リアル友人に「サンダーボルトってガンダム初心者向けじゃない?」みたいな話をしたら「お前正気か?」と言われました。……いや、実際めちゃくちゃ面白いので、初心者も恐れず見てほしいです。

 

 

 

 …コワクナイヨー………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ちょっと一回”推し”の話をさせてくれ

双眼鏡とペンライトを持つアイドルファンのイラスト

 どうもエイトシーです。

 

 超突然ですが、ここで私流の「オタク論」を一つ語らせてください。

 

 あくまで自論ですが、オタクは年代ごとに大きく三種類に区別できると思っていまして、それぞれ、SF、特撮、アニメなどの作品そのものを楽しむのが特徴の「初期型オタク」主にアニメ作品やアイドルなどのキャラクターに対して恋愛感情に近しい「萌え」などの感情を抱くのが大きな特徴の「近代型オタク」、そして令和になってから増え出した、創作上のキャラクターに対して恋愛感情を超えた感情(「尊さ」などと表現される)を抱き、特別な思い入れ(「推し」と表現される)を持つのが特徴的な「現代型オタク」の三つに大別できると考えています。

 

 ……まぁ異論、例外、反論は色々あると思いますし、あんまりこういう主語のでかいことを言うのは私も好きではありませんが、大枠に関しては概ね納得してもらえると思います。

 

 この分析通りだと、基本的にアニメやゲームなどの作品について語り続けている私は「初期型オタク」に分類される訳です。んが、私だって令和を生きるナウなオタクな訳なので、私にも「推し」の一人や二人いる訳でございます。という訳で今回は趣向をいつもとちょっと変えまして、私の超個人的な「推し語り」をしたいと思います。

 

 

 という訳で今回は、機動警察パトレイバーより、「香貫花・クランシー」の姉貴についてのお話です。

 

 

(C)HEADGEAR/パトレイバー公式サイト(https://patlabor.tokyo/)より引用

 

 

 

・まず詳細

 

 「オイオイお前…この前パトレイバーハマったばっかりの癖してもう推しとか言ってんの?ww」と思われそうですが、記事にしてないだけでもう既に劇場版は全制覇しましたんで、どうか大目に見ていただきたく……

 

 見てない人向けにざっくり解説します。

 

 お名前が「香貫花(かぬか)・クランシー」巡査、ニューヨーク市警の出身で、研修(島流し)で特車2課に所属になります。初期OVAの第二話から途中参加的に主人公たちに関わり、作者(の代弁をするシバ氏)曰く、「足りない女っ気を補う為」の新キャラだったらしいです……

 

 つまるところまんまと制作サイドの思惑にハマった訳ですが、とにかくめっっっっっちゃくちゃいいキャラクターなんで、是非喋らせてください…

 

・魅力

 

 まず大前提…お顔がお美しいです!

 

 初登場の時点でビビるくらい美人に描かれていますが、ストーリーが進んでもその美人っぷりは全く揺らぎません。引用したシーンとかもう最高に美人です…しかもニューヨーク市警らしく言動、思考がとにかくクールでスマート…ネタバレ回避の為詳細は伏せますが、第二話ラストの「 You did it…」はマジで痺れました…おまけに英語ぺらぺらで随所随所で英語がポロリするのめちゃくちゃかっこよすぎる……

 

 頭脳の方も折り紙付きで、第四話で事件の”真相”にいち早く気づいて犯人を追い詰めるなど、他の2課メンバーと比べてもめちゃくちゃ頭脳明晰なシーンが目立ちます。

 

 ……と、ここまでなら別になんてことない、どこにでもいるようなクール美人です……本題はここから……

 

 

 彼女、言動思考はクールで間違いないのですが、その”思想”に関しては一切クールさがありません!

 

 ……そうですね……これだけ言われてもピンと来ないので、作中での彼女の活躍をかいつまんでネタバレしますと……

 

・本当は使用許可の出ていない超強力な武装に勝手に使用許可出す

・戦闘ヘリとのカーチェイスで一人だけバイクで応戦

・借りたアパートに拳銃持ち込む

・温泉にも拳銃持ち込む

・↑の話、男湯で悲鳴が聞こえて”そのままの”状態で拳銃ひっさげ男湯に凸(ちなみに主人公はタオル一枚、上司の南雲さんは下着に着替えてた)

・いつ暴走するともしれないレイバーに乗って戦闘

・他の二課メンバーの大騒ぎを一喝、一瞬で黙らせる

・入国審査にて「Sightseeing ?(観光で?)」「No,combat(いいえ、戦いに)」

 

 ……そうです、言動こそクール美人ですが、やったことだけ羅列するとかなーり大暴れしています。パトレイバーのキャラでは太田さんがよく「トリガーハッピーの粗暴な正義漢」とか言われていますが、彼女の本質もどちらかというとそんな感じです。

 

 

 頭も良くてクールなのに熱い魂を持つ超美人……もう推せる要素しかありませんがさらにとどめ…………彼女、おばあちゃんっ子です……

 

 

 もう本当めちゃくちゃ大好きなキャラクターです。正直私は今までアニメはたくさん見ていても登場キャラクターを推すことはあんまりなかったのですが、香貫花の姉貴に関しては完全にノックアウトされてしまいました。もう本当に本当に最高にかっこいいキャラクターです。

 

 ただテコ入れキャラの宿命なのか、製作陣的にはあんまり思い入れはないらしく、劇場版も第一作終盤にチラッと登場するだけで、その後はほとんど登場していません。どうもTV版でも途中でアメリカに帰っちゃうらしいです…悲しい……

 

 というわけで、今回は個人的な「推し語り」をしてみました。

 

 

 私は基本的にアニメキャラを推すことは稀なのですが、世間では「推しは多いほどいい」という論説もあるそうなので、今後も推しが増えたらまたこうして推し語りをするかもしれませんね……

 

 

 …パトレイバーTV版も見てみるかな……

 

 

 

 

 

 

 

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スマブラの桜井さんがyoutubeチャンネルを作ってた話

 

 どうもエイトシーです。

 

 私はこのブログでは基本的にアニメやら映画やら、そして”ゲーム”についてのお話をしていますが、本業は学生としてコンピューターのおべんつよをしています。

 

 …となると必然的に「ゲームを作る」ということが視野に入ってくる訳ですが、今回はそこに関わる面白い話題があったので紹介です。

 

 8月24日、我らの英雄こと桜井氏がyoutubeチャンネル桜井政博のゲームを作るには」を開設しました。

 

 

www.youtube.com

 

 桜井氏といえば、「星のカービィ」シリーズや、「大乱闘スマッシュブラザーズ」の生みの親として……いや、今更説明なんか必要ないでしょう。海外ニキがスマブラの参戦動画で「saaaakurai!!!!!!!」と叫んでいるあの桜井氏ですね。

 

 

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 とはいえ、現在のyoutubeでは、「ゲーム制作入門」なんて珍しくもなんともありません。果たしてそれらと比較して、そんなにすごいコンテンツを出しているのか……結論を言ってしまえば「イエス」です。

 

 このチャンネルでは、具体的なゲームの制作過程を動画化するのではなく、ゲームを制作する上で氏が考えていたことをそのまま放送している感じに近いです。現役でゲームを制作しているプロデューサーの頭の中を覗けるとか大分ヤバいです…

 

 しかも、動画一本の時間は五、六分なので、ちょっとした暇つぶしにサクッと見れてしまいます。しかし、この動画、「サクッと」流してしまうにはあまりにもすごいこと言ってます。

 

 

www.youtube.com

 

 

 流石に動画の内容をどうこう言うわけにはいかないので、まだ見てない人はぜひこの動画を見てみてください。特に、氏がエフェクト加工を施しているシーン、マジであのくらいのささやかな工夫だけでここまで面白くなるのかと戦慄しました……やはり天才であったか……

 

 

 という訳で、今回は桜井氏のyoutubeチャンネルについての話でした。

 

 まだまだ動画は少ないですが、今後どんなヤベェ動画が出てくるかとにかく楽しみなチャンネルです。ゲーム作りに興味ある方、スマブラ好きな方はぜひみてみて下さい。

 

 

 …私もゲーム作ろうかな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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実は初心者向け!? 「機動戦士ガンダムサンダーボルト DECEMBER SKY」を見た話

 

 

 どうもエイトシーです。

 

 あえて何度でも言いますが、私は「機動戦士ガンダム」が大好きです。去年の十一月ごろにユニコーンを見始めてからもう一年にも届こうとしてますが、プラモは増えに増え、アニメもそれなりな本数を見て、ついに映画館にも行ってきました。

 

 

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 しかし、まだまだ「ガンダム」の名を冠する作品は尽きません、なので、今回はいつもとちょっと趣向を変えて、本筋から外れた「ガンダム」を見たくなりました。

 

 

 …という訳で、今回は機動戦士ガンダムサンダーボルト DECEMBER SKY」の話です。

 


機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY

 

 「機動戦士ガンダム サンダーボルト」は、太田垣康男氏による漫画作品で、今回はそのアニメ版になります。サンダーボルト自体は、アムロやシャアが戦いを繰り広げていた「一年戦争」を舞台としていますが、随所で設定が異なっており、いわゆる「パラレルワールド」的なストーリーになっています。

 

 実は今回、このアニメを見てある結論に達しました。それは……

 

 

 「実はサンダーボルトって、初心者向きなんじゃない!?!?」…ということです。

 

 

 

 「いや、パラレルが初心者向けな訳ないだろ!」と思うかもしれませんが、まぁ順を追って説明させてください。

 

 

・圧倒的な「戦争の残酷さ」

 

 「ガンダム」という作品は、現在では世界でも大人気な「ロボットアニメ」になっていますが、その本質がかなりハードな「戦争の残酷さ」を描いた作品であることを知る人は意外と少ないです。英雄の代名詞にもなりつつある「アムロ」や「シャア」にしても、実は単なる少年兵に過ぎないのです。

 

 そして今作。ネタバレ回避のために詳細は書きませんが、「リユース・サイコ・デバイス」に関わる話や、ダリルやその周囲の義手・義足であったり、連邦軍も少年兵を戦線に送り込んだりと、「戦争の残酷さ」を生々しく感じることができます。これを見れば、ガンダムという作品が「連邦がいい奴、ジオンが悪い奴」というシンプルな構図になっていないことが理解できると思います。

 

・「アムロとシャアの物語」の”リメイク”

 

 おそらく本編を見た人の一部は気づいたかもしれませんが、本作で戦いを繰り広げるイオ・フレミングダリル・ローレンツは、実はアムロとシャアの投影になっています。

 

 具体的な解説をすると、本当はいい所のお坊ちゃんだけど、ワケあってエースパイロットとして活躍する金髪の男前(イオ≒シャア)と、残酷な運命に翻弄され新型のモビルスーツを駆る気弱な少年兵(ダリル≒アムロ)の戦い……立場は連邦とジオンで真逆ですが、完璧にアムロとシャアなんです。

 

 個人的にはこの”立場が真逆”というのもポイントだと思っていて、あえて連邦側にいかにも悪者みたいなキャラを置くことで、さっきも書いた「連邦がいい奴、ジオンが悪い奴」ではないという特徴を際立たせています。戦争に正義も悪もないんじゃ…

 

 

・最高の空中戦闘とモビルスーツ

 

 …と、ここまでSF戦記としての評価ばかりを書いていますが、もちろん「ロボットアニメ」としても本作は最高です。

 

 本作主人公は二人とも音楽にこだわりがあるので、その特徴を反映して、戦闘中はメチャクチャにかっこいいBGMが流れます。「ジャズが聴こえたら、俺が来た合図だ」とかカッコよすぎだろ…

 

 そしてモビルスーツ!!もう超超超かっこいい!!!!!

 


HG 1/144 FA-78-1 フルアーマーガンダム (機動戦士ガンダム サンダーボルト)

 

 いや正直ね、最初は私も疑問でしたよ、「なんじゃこの四枚盾ガンダムww」とか思ってましたよ……でも想像してください、あのゴッツイ四枚盾ガンダムが渋ーいジャズをバックに稲妻走る、デブリまみれのサンダーボルト宙域をとんでもねえ超高速で動き回る………マジで最 of the  高です。盾ガンダムのプラモが欲しくなりました。相手のサイコザクも「小学生が考えたん!?」みたいな武装てんこ盛りで激闘繰り広げるので、とにかく最高の空中戦を見ることができます。

 

 

 

・初心者向け

 

 さて、初心者向けの話に戻りましょう。まぁズバリ箇条書きにしてしまうと、

 

 

・「戦争の残酷さ」を味わえる

・「アムロとシャアの物語」を追体験できる

・空中戦がとにかくカッコイイ!!

・厳密にはパラレルなので予習がいらない

・それでいて「宇宙世紀」を味わえる

・絵が新しい

・映画一本でひとまず完結する

 

 

 ……どうです?なんだか初心者向けな気がしてきたでしょう。

 

 やっぱどうしても「宇宙世紀」に限ってしまうとどうしても100%楽しむには予習が必要だったり、絵があまりに古過ぎたりしてなかなか進めづらい現状があります。そこを考えると、ちょっと本筋から外れても本作をお勧めするのも選択肢に入るかもしれません。

 

 

 

 という訳で今回は、「機動戦士ガンダムサンダーボルト DECEMBER SKY」を見た話でした。

 

 実はサンダーボルトのアニメは映画もう一本分が存在するので、そのうちそっちも見て感想を書きたいと思います。

 

 

 

 ……プラモ欲しい!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 次回作についても書いたのでよければ是非

 

 

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