どうもエイトシーです
その昔、ゲーム機と言えばDSやPSPなどのことを意味する。そんな携帯ゲーム機全盛期を過ごしていたのを私は確かに覚えている。多くの子供たちがDSを公園に持ち寄ってポケモンしたり、ちょっとベンチに座りながらモンハンしたり、「これ買ってもらえたんだ〜」などと自慢げにPSPでグラセフをやる姿を、私は確かに羨ましげに眺めていたのである。
しかし、時代の流れは恐ろしいもので、携帯ゲーム機は完全にスマホにとって変わられ、気がつけば携帯ゲーム機はほとんど失われてしまった。私も比較的最近にようやっと憧れのPSPを手に入れたわけですが、このまま携帯ゲーム機は衰退していくんだろうなと少し寂しげに遊ぶことがほとんどです。
と思っていたら…
Valveが携帯ゲーム機「Steam Deck」発表。399ドルからhttps://t.co/he7ckjMtSn
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) 2021年7月15日
7インチタッチスクリーンを搭載したNintendo Switch風携帯ゲーム機。『Control』や『ジェダイ:フォールン・オーダー』も動作 pic.twitter.com/mj5TJs3bI8
…マジでか!?
はい、今やPCゲームとは切っても切れないSteamの大元でお馴染みのValveがPCゲーの動く携帯機を作っちまったらしいです…やってくれるじゃないか!(歓喜)
その名も「Steam Deck」最近の3Dゲームがしっかり動くだけの性能があって、お値段は最安で399ドル、アメリカなどでは今年の12月から発売開始になり、そのほかの国では来年あたりに出荷が始まる予定だそう。
詳細についてはきっともう他のところで散々取り上げられているので、じゃあ実際のところこのゲーム機がどうなのかを語りたいと思います。
実は私はこのゲーム機、下手をするとスイッチを脅かしかねないのではと考えています
というのも、現状ゲームを出先などで遊びたいと考えた場合、基本的にはスイッチしか選択肢が無い。しかし、スイッチに供給されるタイトルはかなり限定的で、例えば私が熱望しているFalloutシリーズやら、プレステ主体のメタルギアシリーズなんかはどうしたってスイッチには供給されないでしょう。だがSteam Deckなら、Steamで供給されている莫大な量のゲームがいきなり使えるのです。もちろんFalloutもメタルギアも持ち運べる。タイトル面では十分勝ちうるでしょう。
さらに、スペックにしては値段が抑えられているのも興味深い。基本、Steamで満足にゲームができるPCを組もうとすると、十万円はくだらない設備投資が必要になる。日本価格が如何程になるのかは現状不明だが、現地価格をざっくり日本円にすると大体4万円ちょい…ほぼPS4級のスペックだと考えるとかなりお値打ちです。
懸念点を挙げるとすると、「そもそもSteamでゲームをする層の一体どれくらいが持ち運びたいと思っているのか」。これに関しては、物好きなYoutuberやらガジェットオタクの方々が使ってくれさえすればなんとかなるんじゃ無いかな。もいっこ重要なのが、ValveはすでにSteam Machineというゲーム機をつくって大コケかましているという事実でしょう…
今後の動向に注目である…