エイトシーのオタク語り

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行きどころの無いオタクの独り言

メタルギアがどう面白いかっていう話(その1)

 どうもエイトシーです

 

 とうとう来たなぁ!…この時がよお!…

 

 タイトルにもある通り、今回は乱雑ゲーマーの私が全てのゲームの中で最も愛している「メタルギアシリーズ」について語りたいと思います。

 

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 最近名前を聞く機会も減ってしまったので、「メタルギアとは何ぞや?」な人もいると思うのでまずはざっくりと紹介

 

 メタルギアは、コナミから発売されているゲームシリーズのことで、主に戦争を題材とし、敵地への潜入任務なんかをテーマにしたアクションゲームです。この作品の特徴が、敵を「倒す」ことよりも、「隠れる」ことに重点をおいたゲーム性で、現在ステルスアクションというジャンルにもなっています。最近ではシリーズが休止状態になっているが、スマブラにファイターとして同作からスネークが参戦するなど、現在でもめちゃくちゃに人気の高いシリーズです。

 

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 それでもって、早速メタルギアがいかに面白いかを書き散らかしたいと思います……がその前に、

 実は大前提としてそもそもゲームとは何か、どうして面白いかの話をさせていただきます…はい、お察しの通り今回長いですよ。

 

 まず結論から言うと、ゲームというのは超高次元の芸術作品になります…はい、わかりませんね

 

 例えば「本」と言う芸術で表現できるのは「ストーリー」のみ、「絵画」のように情景を直接見せることも、「音楽」のように音を直接響かせることもなく、基本「ストーリー」のみに特化しています。対して「漫画」では情景とストーリーの両方を使った表現が可能になり、さらに「映画」になると、音での表現もできるようになります。このような使える表現の数のことをここで仮に次元と呼びます。次元が多ければ良い作品というわけではありませんが、間違いなく表現の厚みは増しているでしょう。

 では、その上でゲームはどうでしょうか?現状一番高次元の芸術と呼ばれているのは映画ですが、映画で表現可能な「ストーリー」、「情景」、「音」の全ては、同様に映画でも表現が可能です。しかも、ゲームは映画と違いプレーヤー自身が能動的に行動を起こせるので、さらに「体感」という新しい次元も追加されます。つまり、ゲームは他の芸術媒体よりも多くの表現が可能であるといえます。私が思うにゲームが一番次元の高い芸術であるといえます。

 そして、そんな表現の次元一つ一つのうち、ある次元のレベルが一定以上になると、そのゲームは神ゲーであると言われます。

 

 そしてここに来てメタルギアに話を戻します。私が思うにメタルギアは、さっきあげた四つの次元の全てが振り切っており、それが全シリーズで続いている作品であると考えています。まさにGod of God…神ゲーの中の神ゲーなのです。

 

 そんなわけで、今回は「ストーリー」、「ビジュアル」、「音」、「体感」のカテゴリに分けて、如何にメタルギア神ゲーなのかを語り尽くしたいと思います。ちなみに基本的にネタバレはしない方向で進めます。

 

ストーリー

 悲しいですがネタバレ防止のために詳細は伏せましょう。

 まず、メタルギアのストーリーですが、一言でいうと重厚です。

 ストーリーは基本的に一作で一つの話を完結させる方式をとっていますが、シリーズを跨いで巨大な陰謀が渦巻いていたり、何作にもわたって登場するキーパーソンがいたりするので、全く飽きずにストーリーを追い続けることができます。そしてその物語の中に、命や人種、人生のあり方などかなーり重苦しいテーマが散りばめられています。それでいて表に出る物語はスパイ映画やアクション映画みたいにカッコよく、最後には大どんでん返しで衝撃を受ける。そんな物語展開がすべてのシリーズにおいてだれることなく貫かれています。映画シリーズでも難しい芸当です。

 また、物語はフィクションなのですが、キューバ危機やソビエト崩壊など、要所要所に”史実”が混ぜ込まれているおかげで、めちゃくちゃ話に説得力が出ています。うっかりしてると、本当にアメリカ政府は極秘裏に巨大二足歩行兵器を開発していたと錯覚しそうになります。

 そして何よりも欠かせないのが、兵士として人を殺めることに対して苦悩し、人生や平和の意味を追い求め続ける主人公スネーク。常に謎多き男としてスネークを翻弄するオセロット。暗い過去を背負いながらも愛する者のために戦う雷電。その他多くのキャラクターの魅力でしょう。

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 このゲームの監督である小島監督は大の映画好きとして知られています。メタルギアのストーリーは、そんな小島監督の映画、歴史、その他もろもろの圧倒的な知識に裏打ちされた最高品質なストーリーと言えるでしょう。

 

 

 …さーて、もちろんまだまだ続ける気満々ですが、流石にちょっと記事が長くなりすぎるので、今回はいったんこの辺にしときます。次回もお楽しみに!

 

 

 

 まだだ、まだ終わっていない!!