どうもエイトシーです。
実はわたし、ゲームそのものももちろん大好きなのですが、ゲームハードをいじくるのも大好きでして、ぼんやりと機械の分解やらをしていた結果、ちょっとした改造なんかもできるようになりました。
そんなわけで、最近ではゲームのコントローラーをちょこっと改造したりするのにハマっています。
写真は、我が家のマルチ対応アケコンと、背面ボタン付きコントローラーです。
こんな感じに、コントローラーにボタン増設するくらいは実は結構簡単にできるのです。
なので、今回から何回かに渡って、コントローラーを実際に改造していく工程をブログにしたいと思います。
ただ、コロナ渦ゆえ、コントローラーもメルカリで購入するしかなく、また必要なパーツのいくつかを中国から個人輸入中で、到着に時間がかかるので、今回は基礎理論の話をしてお茶を濁そうと思います。
はい、基礎理論なんて大それたことを書いていますが、実は小学生レベルの理科の知識と、はんだごてが最低限使えれば簡単にできます。
小学校の頃にこういう回路図を書く授業があったのではないでしょうか?電源にプラスとマイナスがあり、それにスイッチと電球が配線されていて、電気が流れるヤツです。
…この図が理解できた皆さん。もう基礎理論はほぼ完了です。
この超ざっくり回路図を使ってゲームのコントローラーを表すと…
こんな感じになります。実は皆さんが普段押しているコントローラーのボタンは、理科の授業で習ったスイッチ以上のことは何もしていません。
つまりこの部分です。図では「すごいキカイ」で終わらせていますが、要するにこれがスイッチの「オン・オフ」を、「三角ボタンを押した・離した」等の信号に変換しています。ものすごくややこしい機械ですが、ここを理解する必要は全くありません。じゃあこれを具体的にどうやって改造するのかというと…
小学校を思い出しましょう。ずばり並列つなぎです。
つまり、図のように配線を引き伸ばして全く別のスイッチを繋げてそれを「オン・オフ」したとしても、コントローラーの信号は通常と同じように「三角ボタンを押した・離した」という信号を送ってくれるのです。あとはこの引き延ばしたスイッチを適当なところに配置すれば改造できるという寸法です。
はい、コントローラー改造、基礎理論編は終了です。意外と簡単だったでしょう?
この記事でコントローラー改造に興味を持ってくださった方々、より詳細な解説を欲しいている方々。この改造は「コントローラーの乗っ取り」という技術なので、その名前でググればもっと詳細な、色々な解説が観れると思います。よかったら参考にしてください。
実践編はもう少しお待ちください。