エイトシーのオタク語り

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行きどころの無いオタクの独り言

最高のゲーム原作映画!! 映画「モータルコンバット」を見た話

 どうもエイトシーです。

 

 年末にゲオで全品百円セールが行われていました。サブスクが全盛期の昨今レンタルDVDはだんだん忘れられているようにも思われますが、単体一本レンタルするだけならまだまだレンタルDVDの方がお得だったりすることもあります。

 


モータルコンバット(吹替版)

 

 というわけで、今回「モータルコンバット」を観たので感想をだらだら語りたいと思います。

 

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 まず、「モータルコンバット」という映画について…

 

 この映画は、アメリカ生まれの格闘ゲームモータルコンバット」を原作とした映画になります。私は原作を所持していないのですが、原作ゲームのことは聞いたことがあります。モータルコンバットは、テレビゲームの「バイオレンス表現」に一石を投じたゲームの一つで、ゲーム中に特定のコマンドを入力すると、かなりグロめの必殺技「フェイタリティ」が発動できます。(内容については伏せます。気になる方はYoutubeで見てみましょう。)

 

※以下、一応ネタバレ注意です。

 

 

 

・感想

 第一に…結構面白い映画でした。

 

 そもそも、ゲーム原作の映画は当たり外れがかなり大きいです。シンプルに出来が悪い「アサシンクリード」みたいな映画もあれば、「名探偵ピカチュウ」みたいに世界的ヒットを飛ばす映画もある。かと思えば、「実写版スーパーマリオ」みたいなカルト映画が出来上がることもあります。

 

 「マトリックス」や「キック・アス」と比べて最高かと言われればアレですが、こと「ゲーム原作」の括りの中で言うならばかなりレベルの高い映画になっていると思います。

 

・ストーリー

 ストーリーは、原作の良さを生かしながらも、映画として退屈しないぐらいのいい塩梅で出来上がっています。特にポイントなのが、主人公が映画オリジナルのキャラクターだということです

 

 ゲームの中で設定が出来上がっているリュウ・カンやスコーピオンを下手に持ってくるのではなく、全く新しいキャラクターとしてスタートすることで、ゲームの設定も壊さず、うまく主人公の成長物語にストーリーを持っていくことができていました。

 

 ただ逆にいうなら、主人公が作中最弱でした。主人公の成長物語にした分、主人公は負け戦ばかりの印象が多く、またコスチュームも現状なんだか地味なままに終わってしまいました。完全にスコーピオンとサブ・ゼロに出番が食われています。

 

 ただ、ラストで次回作を仄めかすような演出で終わったので、次回以降でどんどん強くなって無双してほしいところです。

 

・キャラクター

 基本的に作中に登場するキャラクターは闇鍋のごとく統一性がなく、カンフーだったり忍者(?)だったりメカだったりバケモノだったりするのですが、その闇鍋感はみていて面白いポイントでした。

 

 先述したとおり、私は原作ゲームを未プレイです。なので、原作と比べてどうこう…という話はできません。しかし、そんな私でもめちゃくちゃキャラがかっこいいと感じられました。特にスコーピオンとサブ・ゼロはめちゃくちゃかっこよかったですね。

 

 あと………えっ!?お前ギャグキャラじゃないの!?…みたいなことをするキャラもいました。まじで裏切られた。

 

 

 

・フェイタリティ

 そしてもちろんフェイタリティ(暴力表現)!!

 

 もう腕は飛ぶし腹に大穴開くし刃物で体を真っ二つにされるし暴力・グロ表現ははちゃめちゃに多かったですね。お子様には間違っても見せられません。

 

 また、ただグロいだけじゃなく、ちゃんと原作に準じた技を使っている印象でした。特に、リュウ・カンのドラゴンが出てくるフェイタリティがちゃんとあったり、サブ・ゼロが冷凍能力で無双してたり…多分原作プレイ勢の方でも楽しめるんじゃ無いかと思います。

 

 ただ、一点不満点があって、サブ・ゼロの有名なフェイタリティの「脊椎引っこ抜き」が再現されていませんでした。ただなんとなく次回作でもちゃんとサブ・ゼロは出てきそうなので、その時に再現するのかもしれません。次回作に期待。

 

 

 という訳で、自分的にはかなり大満足な映画でした。今度原作のシリーズで遊んでからもう一回見てみたいですね。

 

 そして、ラストを見るに続編を制作する気はあるみたいなので、そちらも楽しみに待ちたいと思います。

 

 気になっている方は、ぜひ(お子様の目の届かないところで)一度見てください。

 

 

 フェイタリティ!!!!

 

 

 

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