どうもエイトシーです。
前回のハードオフ購入履歴でチラッと出てきましたが、実はこの前私新しいゲームハードを購入いたしました。
その名も「ネオジオポケットカラー」です。
今はだいぶ綺麗になりましたが、購入した時にはシールべったべた、汚れギットギト、電池ブタなし、バネぐにゃぐにゃなまぁまぁひどい状態でした。
今回は、このゲーム機がいかにヤバいゲーム機なのかを語り潰したいと思います。
まず、「SNK」という会社についてざっくり説明を…
「SNK」は日本のゲームメーカーで、格闘ゲームの「餓狼伝説」や「キングオブファイターズ」などで一躍有名メーカーになりました。
その後紆余曲折二転三転(割愛)あって現在でも一応メーカーとして残り続け、最新作「KOF15」や「ネオジオミニ」などを発売しています。
このメーカーの特徴は「ハード」の発売も意欲的だったことで、ゲーセンと同レベルの性能を価格を犠牲に家庭用に持ってきた「NEO・GEO」シリーズ等を販売していました。100メガショックですね。
そんな意欲バリバリなSNK。当然ゲームボーイを筆頭とした「携帯ゲーム機」に興味を示さないはずも無く…
満を辞して発売したのが「ネオジオポケットカラー」です。
なんとこのゲーム機、十字キーではなくデジタルスティックを搭載していて、滑らせるとカチカチといい音が鳴ります。…そうです。このゲーム機、携帯機ながらも格闘ゲームに特化したものになっているのです。おかげでコマンドがめちゃくちゃ入力しやすいです。
そんな最強格ゲーハードの「ネオジオポケットカラー」、無事に任天堂を打ち倒し携帯ゲーム機のトップに……とはなりませんでした。
いや、当時ですらすでに「ポケモン」や「FF」が全盛期。つまり「RPG時代」に突入していたわけです。そんな中で「格闘ゲーム特化」なゲーム機が流行るわけがありませんでした。
しかも、このゲーム機はVer.2であり、「ネオジオポケット」というモノクロゲーム機が過去に発売されていました。問題はその期間で、なんとモノクロからカラー版発売まで半年かかりませんでした。当時のユーザーは「置いてけぼりにされた」とブチギレていたそうです。
そんなわけで、わずか数年でその姿を消してしまった悲しき携帯ゲームとして、後世に語り継がれるようになりましたとさ…
…と、かなり悲しい歴史のあるゲーム機だということがわかってもらえたと思います。
しかし、不人気ハード=ダメハードという訳ではなく、このハードに関してはあくまでも時代やらタイミングが悪かっただけで、“格闘ゲーム特化の珍しい携帯ゲーム機“としてはかなり遊べるものです。おそらく、これ以上に格闘ゲームのやりやすい携帯ゲーム機は存在しないので、皆さんも見かけてみたら、ぜひ一度手に取ってみてください。きっと、このゲーム機ならではの良さに気づけるはずです。