エイトシーのオタク語り

エイトシーのオタク語り

行きどころの無いオタクの独り言

口当たり軽めの狂気 「No Activity/本日も異常なし」を見た話

 どうもエイトシーです。

 

 おそらくご存知の通り、私はアマプラヘビーユーザーです。アマプラのおかげでガンダムも見れたし、銀魂も見直せたし、仮面ライダーアマゾンズも楽しめました。

 

 そんなアマプラで、十一月ごろにオリジナルドラマが追加になりました。

 

 それが「No Activity/本日も異常なし」です。

 

 ついつい面白くて一気見したので、感想を書き殴りたいと思います。

 


予告編

 

 主演は豊川悦司と、以前記事で書いた中村倫也

 

eight-c.hatenablog.com

 

 元々はオーストラリアのテレビドラマが原作らしく、今回のドラマは日本版にリメイクしたものになるそうです。

 

 

・あらすじ

 

 国際麻薬取引事件の現場に派遣された口だけの刑事時田(豊川)と、刺激欲しさに時田に付き従う椎名(中村)。二人は警察本部の緊張も構わずのんびりと張り込みを続けていた。

 一方取引現場の倉庫では、闇サイトで集まった諫山と一条が、茉莉という女性を監禁していた。

 またまた一方管制室では、里見と大平二人のオペレーターが、ふざけてばかりの時田に痺れを切らしていた。

 そんな中、コンビニのトイレから戻った時田は、自分の拳銃がなくなっている事に気づき…

 

 

・ポイント

 

 まず、このドラマ、名前がついた登場人物にまともな人間が一人もいません。始終いい加減な時田はもちろん、犯罪者メンバーも、「心優しい精神異常者・サイコを観察したいサイコ・SNS中毒女」と一癖とか二癖とかじゃないメンツが揃い、管制室のメンバーも、「人の話を聞けない上司・すぐに手が出る正義の新人・物腰柔らかめな男尊女卑クソ夫」などなど……何を言っているかわからないと思うが、俺も何があったのかわからないような濃いめのキャラばかりでした。本当キャラ追ってるだけでも非常に楽しめました。

 

 特に中村倫也演じる椎名。時田を諫めるツッコミ役かと思ったら、「面白いから」「刺激が欲しいから」と時田を放置。その後も人たらしっぷりを発揮しまくったり慌てる時田をガンガンに煽ったり……それでいてちゃっかり自分の保身だけはしておく…本当に最高でした。

 

 

 お話のテンポも小気味よく、本筋のそこそこな大事件に対していらんことに起因するサブ事件が山ほど起きるのですが、お話が妨害されているようなもどかしさは一切なく、お気軽に登場人物たちの狂気に触れることができます。なんというか、そこそこできたドミノを途中で崩すような爽快さのあるやらかしを何度も楽しめます。

 

 

 という訳で、今回は「No Activity/本日も異常なし」の感想でした。時間がかかってしまうのでテレビドラマは普段なかなか見ないのですが、結構面白かったです。Amazon Original系は結構あたりが多いので、今後もちょこちょこ見たいですね。

 

 

 

 ……というか、うっかり二期ができないかな…

 

 

 

 

 

 

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