エイトシーのオタク語り

エイトシーのオタク語り

行きどころの無いオタクの独り言

私たちオタクは「サンダーバード」を語らなければならない……という話

 


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 どうもエイトシーです。

 

 

 映画「シン・ウルトラマン」が絶賛公開中。私もこの前IMAXで観てきました。

 

eight-c.hatenablog.com

 

 今回はそのお話じゃあありません。

 

 

 「ウルトラマン」や「仮面ライダー」が映画化によって再評価され、「機動戦士ガンダム」も新たにブームになり出し、アメコミ原作の映画が興行を掻っ攫い、「スターウォーズ」が新たなスタートを切りつつある昨今。今こそ「オタク」という存在についても考え直すチャンスではないかと私は思うのです。

 

 

 そこで、あくまでも「オタク」を名乗っている未熟者の私から一つ提案があります。

 

 

 ズバリ、私たちオタクは、「サンダーバード」を語らなければならない……という事です。

 

 

 

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 「サンダーバード」は、1965年にイギリスで放送されていた人形劇のテレビ番組です。世界中の災害に対して救助活動を行う”国際救助隊”の活動を描くストーリーで、日本国内でもテレビ放送され、数多くのファンがいる作品になります。

 

 

 「シン・ウルトラマン」を観た方の中で、↑の動画にピンときた方……鋭い!

 

 「禍特対」のメンバーの一人「滝くん」の机の後ろにどっさりと置かれていたプラモデルは、ほとんどが「サンダーバード」のものです。

 

 

 ……さて、どうして私たちオタクは「サンダーバード」を語らなければならないのか…

 

 まぁ要するに…

 

 「いい作品だから!!!!マジで観て!!!!最高だから!!!!!!」

 

 

 と言う話です。

 

 

・日本の作品への影響があまりにも大きい

 

 最初の日本での「サンダーバード」の放送から既に60年近く経ってしまいました。今でもちょこちょこどこかで放送されたりしてはいますが、それでも当時ほど「サンダーバード」を知る人は大きく減ってしまいました。これはあまりにも勿体無いことです。

 

 サンダーバード」は、世界中、日本国内のあらゆる作品の元ネタになっています。

 

 SF映画の名作と呼ばれる「2001年宇宙の旅」ですら、サンダーバードよりも後に作られた作品で、日本においても、「ウルトラセブン」の「ウルトラ警備隊」の設定や、めちゃくちゃに凝ったメカの描写などは、明確にサンダーバードの影響を受けています。「ケロロ軍曹」にも、本作をオマージュしたメカニックが数多く存在します。もちろん、庵野監督や樋口監督も本作のファンを公言しています。

 

 

 このように、日本国内、国外において尋常じゃない影響を残しています。

 

 何がそんなに彼らの心を掴んだのか……数多くありますが、その一つが”魅力的なメカニック”です。

 

 

 

 

・最高のメカニック

 

 …今は「男の子はみんな大好き」とか言うのは問題になるので、言い方を変えましょう……

 

 

 あなたの心の中の小学二年生男児に聞いてください!!きっとあなたの心にもいるはずなんで、探して聞いてください!!絶対に「すき!」って言うはずなんで!!

 

 

 サンダーバード作中には、メインで登場する「サンダーバード1号〜5号」、そのほかにもたくさんの魅力的なメカニックが数多く存在します。メカはみんな魅力的なので、今回は私の推しの一機である2号についてのお話です。

 

 そもそも、5機もあるメインメカの中で1号、3号の二機がロケット(大気圏内用、圏外用の棲み分け)なのが既に異常事態級にかっこいいのですが、この中に混じった2号はなんと”輸送機”なんです。

 

 

 

 "輸送機"がカッコイイなんて…と思う人もいるかもしれませんが、これが本っっっっ当にかっこいい…輸送用コンテナは分離合体するし、中からめちゃくちゃかっこいいメカが山ほど出てくるし、島の秘密基地の地形が変形して中から出てくるし…超かっこいいんです。

 

 このメカ以外にも、宇宙ステーションの5号や、潜水艦の4号、”墜落する飛行機をキャッチする”ためのメカである「高速エレベーターカー」などなど…魅力的なメカはたくさんあるので、あなたの推しメカもきっと見つかるはずです。

 

 

 ……あ、ちなみに私の本当の一推しは、サンダーバード2号から出てくるジェットモグラです。

 

 

・”救助隊”という特殊性

 

 もう一つ個人的に魅力だと思っているのが、"本作が「救助隊」の活躍を描いている"ということです。

 

 基本的に、このようなかっこいいメカが登場する場合は、怪獣だったり、怪人だったりと"戦う"というストーリーがほとんどになります。某菓子パンマンですら、最終的には戦っています。

 

 別にそれが悪いとは言いません。ただ、「サンダーバード」はそれらとは違い、本当に純粋に”困っている人を助け出す"というのがメインのストーリーで、その中でちゃんと"かっこいいメカ"を出すことができている、というのは、個人的にはポイントが高いところだと思うのです。

 

 

 

 

 

 というわけで、今回は「サンダーバード」のお話でした。

 

 現在主要サブスクではちょっと見れないので、試聴難易度は高いですが、それでも圧倒的に見る価値のある作品です。「時代」のせいで見られないのはあまりに惜しいので、本当に頼むから一度見てください。

 

 

 

 

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