どうもエイトシーです。
私は昔「ケロロ軍曹」というアニメが大好きでした。そもそも人生最初にガンプラを作ったきっかけもケロロ軍曹でした。
ただ、当時私には「ガンダム」そのものの知識がなく、「なんか昔そういうアニメがあったらしいねぇ〜」ぐらいの認識でした。
しかし、現在ではもはや私は立派なガンダムオタク、山ほどガンプラも作りましたし、アニメもそこそこ見ました。
そして、そんな今だからこそ、改めて発見できた「ケロロ軍曹」の面白さがあったので、今回はその話をしたいと思います。
・ケロロの密かなこだわり
ケロロ本人がガンプラ、およびガンダムが好きなのはもちろん周知の事実だと思います。作中ではしょっちゅうガンプラを作っていたり、有名キャラのセリフを引用したり、登場メカがそっくりだったり…随所にその影響が見られます。
ただ、実はケロロが好きなガンダムは「宇宙世紀系」に限られているように見えます。
別に明言はされていませんが、ケロロのアニメ放送当時では既にSEEDやウィングなどなど、アナザー系のガンダムも結構潤沢にアニメ化されていたはずです。しかし、ケロロがそれらのプラモを組んでいたことは(たぶん)無いし、マシンにも影響はありません。
それでいて、ファースト直系である「ガンダムUC」の影響は結構受けているので、ケロロの密かなこだわりとして、「宇宙世紀系」の作品しか興味はないのかもしれません。
「吾輩がガンダムであります!!」とか聞きたいけどなぁ…
・作中登場のガンプラが……
もう一つ気になったのが、作中に登場するガンプラです。わかりやすく、具体例を出しましょう。この動画の6:33にガンプラが登場するのですが……
私はこれが出た途端しばらく笑いが止まりませんでした。ガンプラ詳しい人ならきっと違和感に気づくと思いますが、具体的に言うと…
・まさかの超マイナーな「ザクレロ」のプラモ
・「ザクレロ」がPGで売ってる
・PGといいつつ箱絵がver.kaっぽい
…ガンプラ詳しくない人には全然伝わらないんでしょうが、とにかくシュールギャグ級にありえないプラモなんです。
マイナーすぎて旧キット以降一度もプラモ化されていません。
この他にも、未だにMG化されていないはずなのに「MGゾック」が出てきたり等、一部のファンのみが「そうはならんやろ!!」と突っ込める面白ポイントが結構あります。
そして何よりすごいのが、こんだけ面白いネタをあっさりと流してしまうその「オシャレさ」がすごいです。あくまでも子供やガンダム知らない人でも楽しめる、ガンプラ詳しい一部の人だけが大爆笑できる超高度なギャグです。かっこいい……
と言うわけで、今回はガンダムオタクになった今だからこそ「ケロロ軍曹」の面白さの話でした。
最近はガンダムがかなりブームになってきましたので、これを機に「ケロロ軍曹」の方もぜひ見直してみてください。もしかすると、今まで気づかなかった発見があるかもしれません。