どうもエイトシーです。
超突然ですが、ここで私流の「オタク論」を一つ語らせてください。
あくまで自論ですが、オタクは年代ごとに大きく三種類に区別できると思っていまして、それぞれ、SF、特撮、アニメなどの作品そのものを楽しむのが特徴の「初期型オタク」、主にアニメ作品やアイドルなどのキャラクターに対して恋愛感情に近しい「萌え」などの感情を抱くのが大きな特徴の「近代型オタク」、そして令和になってから増え出した、創作上のキャラクターに対して恋愛感情を超えた感情(「尊さ」などと表現される)を抱き、特別な思い入れ(「推し」と表現される)を持つのが特徴的な「現代型オタク」の三つに大別できると考えています。
……まぁ異論、例外、反論は色々あると思いますし、あんまりこういう主語のでかいことを言うのは私も好きではありませんが、大枠に関しては概ね納得してもらえると思います。
この分析通りだと、基本的にアニメやゲームなどの作品について語り続けている私は「初期型オタク」に分類される訳です。んが、私だって令和を生きるナウなオタクな訳なので、私にも「推し」の一人や二人いる訳でございます。という訳で今回は趣向をいつもとちょっと変えまして、私の超個人的な「推し語り」をしたいと思います。
という訳で今回は、「機動警察パトレイバー」より、「香貫花・クランシー」の姉貴についてのお話です。
・まず詳細
「オイオイお前…この前パトレイバーハマったばっかりの癖してもう推しとか言ってんの?ww」と思われそうですが、記事にしてないだけでもう既に劇場版は全制覇しましたんで、どうか大目に見ていただきたく……
見てない人向けにざっくり解説します。
お名前が「香貫花(かぬか)・クランシー」巡査、ニューヨーク市警の出身で、研修(島流し)で特車2課に所属になります。初期OVAの第二話から途中参加的に主人公たちに関わり、作者(の代弁をするシバ氏)曰く、「足りない女っ気を補う為」の新キャラだったらしいです……
つまるところまんまと制作サイドの思惑にハマった訳ですが、とにかくめっっっっっちゃくちゃいいキャラクターなんで、是非喋らせてください…
・魅力
まず大前提…お顔がお美しいです!
初登場の時点でビビるくらい美人に描かれていますが、ストーリーが進んでもその美人っぷりは全く揺らぎません。引用したシーンとかもう最高に美人です…しかもニューヨーク市警らしく言動、思考がとにかくクールでスマート…ネタバレ回避の為詳細は伏せますが、第二話ラストの「 You did it…」はマジで痺れました…おまけに英語ぺらぺらで随所随所で英語がポロリするのめちゃくちゃかっこよすぎる……
頭脳の方も折り紙付きで、第四話で事件の”真相”にいち早く気づいて犯人を追い詰めるなど、他の2課メンバーと比べてもめちゃくちゃ頭脳明晰なシーンが目立ちます。
……と、ここまでなら別になんてことない、どこにでもいるようなクール美人です……本題はここから……
彼女、言動思考はクールで間違いないのですが、その”思想”に関しては一切クールさがありません!
……そうですね……これだけ言われてもピンと来ないので、作中での彼女の活躍をかいつまんでネタバレしますと……
・本当は使用許可の出ていない超強力な武装に勝手に使用許可出す
・戦闘ヘリとのカーチェイスで一人だけバイクで応戦
・借りたアパートに拳銃持ち込む
・温泉にも拳銃持ち込む
・↑の話、男湯で悲鳴が聞こえて”そのままの”状態で拳銃ひっさげ男湯に凸(ちなみに主人公はタオル一枚、上司の南雲さんは下着に着替えてた)
・いつ暴走するともしれないレイバーに乗って戦闘
・他の二課メンバーの大騒ぎを一喝、一瞬で黙らせる
・入国審査にて「Sightseeing ?(観光で?)」「No,combat(いいえ、戦いに)」
……そうです、言動こそクール美人ですが、やったことだけ羅列するとかなーり大暴れしています。パトレイバーのキャラでは太田さんがよく「トリガーハッピーの粗暴な正義漢」とか言われていますが、彼女の本質もどちらかというとそんな感じです。
頭も良くてクールなのに熱い魂を持つ超美人……もう推せる要素しかありませんがさらにとどめ…………彼女、おばあちゃんっ子です……
もう本当めちゃくちゃ大好きなキャラクターです。正直私は今までアニメはたくさん見ていても登場キャラクターを推すことはあんまりなかったのですが、香貫花の姉貴に関しては完全にノックアウトされてしまいました。もう本当に本当に最高にかっこいいキャラクターです。
ただテコ入れキャラの宿命なのか、製作陣的にはあんまり思い入れはないらしく、劇場版も第一作終盤にチラッと登場するだけで、その後はほとんど登場していません。どうもTV版でも途中でアメリカに帰っちゃうらしいです…悲しい……
というわけで、今回は個人的な「推し語り」をしてみました。
私は基本的にアニメキャラを推すことは稀なのですが、世間では「推しは多いほどいい」という論説もあるそうなので、今後も推しが増えたらまたこうして推し語りをするかもしれませんね……
…パトレイバーTV版も見てみるかな……