エイトシーのオタク語り

エイトシーのオタク語り

行きどころの無いオタクの独り言

学生のうちにブログを始める利点を考えてみる話

 

 どうもエイトシーです。

 

 本業の学生生活が終盤に差し掛かり、このブログも始めて2年半くらい経っていたようです。あっという間だった……

 

 そんなわけで、学生として過ごす間しばらくブログを書いていたわけですが、これが結構学生生活に良い影響がありまして……今日はその話をしてみたいと思います。決して、決して大学のアドベントカレンダーに載せるのにオタク話ばっかりなのに引け目を感じたとかではないのでご理解を……

 

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・「技術ブログ」じゃなくても利点あるの?

 

 いきなりちょっと話は変わりますが、私は大学の友人や後輩がめっっっっっちゃくちゃすごい技術ブログを書いております……

 

yoshisaur.hatenablog.jp

lovemeasure.hatenablog.com

 

 

 技術ブログはすごいです…文章力を鍛えつつ、自分のスキルをアウトプットすることで定着させ、それに反応や訂正をもらうことでさらに磨きをかける……こんなに素晴らしい活動は無いと言えるでしょう。

 

 じゃあ、技術ブログを絶対書くべきなのか……と言われれば、YESとは言い難いです。いや、技術ブログが書けるならそれでも問題ないんですが……私の考えでは、大学での勉強に付随させて自主的な学習をし、さらにそれをある程度の文章としてアウトプットし、おまけに全世界に晒されるリスクをとり、しかも文章能力向上を考えある程度コンスタントな投稿が可能な人類なんてごくごく一握りの選ばれし者だけでしょう……それでブログそのものから遠ざかってしまうのは、私としても本意じゃありません…

 

 なので今回は、あえて「趣味ブログ」に焦点を絞ってお話ししたいと思います。趣味ブログにだって利点はあるんだッ!

 

 

・レポートが怖く無くなる

 

 これがまず一番デカいです。断言します。

 

 まず大学生の生態についてですが、基本的にはほとんどの課題、下手をすると成績を決定する最終段階であるテストの代替…それどころか最終的に提出する論文に至るまで……大学生の生活は全て「レポート力(ちから)」にかかっていると言って一切過言がありません。

 

 さて、そんな「レポート」ですが、案外それ以前の教育ではそんなにやらない事だったりするので、大学でいきなりレポートを科されるのが結構大変だったりすると思います。

 

 ブログに話を戻します。実はこれ、内容こそかなり自由度がありますが、基本的には「レポート」と大差はありません。ブログで培ったネタ出し能力、文章構成能力、そして文章生成能力は完璧に大学生活でのレポートに活かすことができます。そもそも、自分の好きなことですら語れないのに、学校で一方的に科される好きでもないレポートができるはずないですしね……

 

 具体例を挙げると、私のブログは一記事あたりおおよそ2000文字くらいで、時間としては小一時間くらい使って作成されています。

 

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 今回のブログもこれくらいの文字数を使っているようですね。そして、大学で課されるレポートが大体どれも1000文字、多くて2000~3000くらいなので、「なぁ〜んだ、いつも書いてるブログとおんなじくらいじゃん…余ッッッ裕〜〜」と、調子をぶっこくことも可能になります。これでハイパースムース大学生活は君のものだ!!

 

・趣味の連鎖反応が起きる

 

 ただまぁ…この利点は別に趣味ブログじゃなくて、コンスタントに続けていれば技術ブログでもおんなじ事が言えます。

 じゃあ趣味ブログならではの利点はなにか……と言われれば、自分の趣味に対して発展や連鎖反応が起こることでしょう。

 

 わかりづらいので、私の具体例をあげます。

 

 私はブログ投稿を始めてから、映画館に行く頻度がかなり多くなりました。私はそもそも映画は大好きだったのですが、それでも映画に行く頻度としては大体年1いかないくらいでした。しかし、「ブログのネタにもできるし」と思って、公開されたばかりの新作映画を結構積極的に見に言うようになりました。だからなんだ…と言われると難しいですが、まぁ人生は豊かになったように思います。

 

 また、ブログを書くためにアニメをより一層digるようになり、古い名作を結構見るようになりました。そこで出会ったのが、今やこのブログの主力コンテンツの一つになったりする機動戦士ガンダムです。

 

 

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 初めはブログで書くために見出しただけだったのですが、気がつくとどんどん沼にハマっていき、そこからきっかけでガンプラをたっくさん組み上げるようになり、それをまたブログで書くようになる……

 

eight-c.hatenablog.com

 

 

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 と、こんな具合に、趣味の連鎖を促す作用がブログにはあるように思います。

 

 …まぁ、技術力の向上とかの明確な利点とは異なりますが、それでも、学生のうちに何かしら打ち込める趣味を探したり、増やしたりする…という目的には、ブログは結構貢献してくれると思います。学生のうちにブログでジャンジャン趣味を増やして、そのためにバンバン働くように……なれるかも?

 

 

 

・ワンチャンお金が稼げる

 

 さて、ここから私には珍しく”お金”の話をしてみましょう。

 

 ブログに広告を貼ることで収益を得る「アフィリエイト」ですが、実は当ブログは「GoogleAdsense」と「もしもアフィリエイト」の両方で収益化を「一応」行なっています。

 

 んで、この投稿頻度も安定しない趣味ブログがどんだけの稼ぎをあげているかというと……

 

 

 

 

 この前千円支払いがありました!!

 

 

 …はい、しょっぱいですね。

 

 と言うのも、二つの収益化手段のうち「GoogleAdsense」の方は合計金額が8000円にならないと支払いがされない…という結構大変な仕様になってまして、なので「もしも」の方からしか現状realマネーな受け取りはできてないんですね…ちなみにアドの方では現在3000円くらい貯まっています。

 

 …まぁただ逆に言えば、独自ドメインでもない、流行りを抑えたブログでもない、おまけに投稿頻度はまちまちで休止期間が結構長い…そんなブログでも2年半書き続けてればある日突然1000円になって落ちてくる…と考えると、まぁ悪くはないんじゃないでしょうか?あるいは、もっとブームを抑えてしっかり内容を書くとか、毎日毎日ストイックにコンスタントに投稿を続けるとか……そんな簡単な工夫でもすれば、もうちょっと早くrealマネーになって落ちてくるんじゃないでしょうか?そんな事ができるのも学生のうちだけかもしれませんし…

 

 

 と言うわけで今回は、学生のうちにブログを始める利点を考えてみる話でした。

 

 今学生でブログに興味を持った人の手助けになっていれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

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なんだかんだブログを2年半書いているのでブログの書き方を解説してみる話

 

 どうもエイトシーです。

 

 

 時は遡ること2021年6月30日…

 

 

 

eight-c.hatenablog.com

 

 私はブログを始めました。

 

 当時はコロナ禍真っ盛りで、どうしてもオタク話がしたい私は、自分の中に積もったオタク話を開放するべく、ネットの海に放流を始めました。

 

 それからから約2年半…私の人生にも相応に色々ありましたが、とりあえずこのブログは続けることができています。こんなブログをなんだらかんだら読んでもらえて本当にありがたい…

 …そいで、まぁ曲がりなりにも2年半は休み休み書き続けていたわけで、ある程度ブログの「書き方」の流れのようなものができてきたような気がします。という訳で、今後ブログを始めたい!…と考えている人向けに、私がブログを書く際の流れなんかを解説してみたいと思います。決して、決して大学のアドベントカレンダーに載せるのにオタク話ばっかりなのに引け目を感じたとかではないのでご理解を……

 

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・テーマを決めて、結論をある程度考える

 

 まず最初に、書きたいことを決めます。

 

 出だしはすこぶる当然あたりまえなところから入ります。私は基本的に映画やゲームの話に絞っているので、テーマはその辺になりやすいです。

 

 それで、まず最初に結論をある程度考えておきます。ここは簡単で構いません。例えば映画だったら、「どえらい面白かった!全人類見るべき!!」とか「ほっっとんど面白くないけど、この一点だけで見る価値ある映画ッ!」とか「もうつまらな過ぎて逆に面白いなぁッ!」とか「ちくしょう…こんなに出来の悪い映画なのにどうして嫌いになれないんだぁッ!!!」とか「うるせぇッ!!誰がなんと言おうとこの映画は傑作なんじゃぁああいッ!!!!」とかとか……とにかくテーマに対して一旦方向性を定めます。ここで大事なのは、この部分は100%自分の主観に正直であることです。全員に刺さるようなことをあえて考えたり、みんなが「良い」と言っているのに自分が「悪い」と思てしまうことを隠したりする必要はありません。

 

・分析を行い、「サブタイトル」を決める

 

 そして、その方向性が定ったら、「どうして自分はそう思うのか」を分析しまくります。自分が↑の部分で自分がなんらかを考えているからには、必ずその理由が存在しています。「映像にインパクトがあった」とか、「ストーリーが自分にはややこし過ぎた」とか、「世界観が独特だった」とか、自分の主観をはちゃめちゃに分析します。こうすることで、テーマ決めの段階でどんなに主観的で利己的なことを考えていても、ある程度一般的な説得力を持たせることが可能になるのです。

 そして、ぼちぼち分析が進んだら、その段階で「サブタイトル」を書きます。いまさっき上げた例だと、「映像」、「ストーリー」、「世界観」の三つくらいに大別できそうなので、そういうふうにサブタイトルをドンとブログに書きます。だいたい三つから四つくらいにまとまっている方が、書きやすくて読み応えも十分くらいになる…気がします。そして、そのサブタイトルに関して、より詳細に自分の考えを書き込んでいきます。

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 ちなみに今回のブログでもこの方式で書き込んでいます。サブタイが撮影時と実際で異なっているのはご愛嬌…

 

・強調したい部分を太字にする

 

 詳細を書き込んで、ある程度最後にまとめの文書をサラッと書いたら、もうほとんどブログの完成です。おめでとう!

 

 ただ、このままだとちょっと味気ないので、強調したい文言や文字を目立たせます。

 

 自分がよくやってるのは「カギカッコ」を使って強調したり、”ダブルコーテーション”で囲ってみたり、そして一番効果的で使いやすいのが、文字を太字に変えることです。これが結構バランス良くて愛用しますね。

 

 …たまに、たまに文字そのものを巨大化したりすることもあるのですが……

 

 

 

 この通り!!ちょっとオーバーになるので!!あんまり使うとよくないですね!!

 

 

・写真はあった方がいいよね

 

 さて、文章も書けて、文字の強調もできたので、なかなか良いブログになってきましたが、まだちょっと味気ない…そう思いましたか?

 

 そんな時は、写真を入れましょう!

 

 

 …と、言うだけなら簡単なんですが、これが結構難しいんです。

 

 自分で撮るのだって、些細な汚れやライティングが微妙になるといきなりよろしくない感じになります。まぁ、最近は撮影ブースも百均で買えるようになったのでその辺を購入するだけでも変わるんですが…

 

 

 問題になるのは、私みたいに「映画」や「ゲーム」など著作物を扱う場合です。どう考えても写真があった方が映えるのは間違いありませんが、いかんせん人様の著作物を勝手にブログに載せてしまうのは著作権的に不安になります。

 

 そこで私が使ってるのが、アフィリエイトサイトです。

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 本来アフィリエイトは、ブログに広告をはって収益を上げるために使うのですが、このアフィリエイトサイトで通販ショップと提携することで、商品の広告として作品の写真を貼ることが可能になります。

 

 

 


ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃

 

 


ファイブスター物語 1(1998 edition) (ニュータイプ100%コミックス)

 


機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY(セル版)

 

 

 ほら、途端に豪華になったでしょう?

 

 ちょっと審査があったりで時間がかかったりするのですが、その分ブログが一気に豪華になるので、やる価値はあります。

 

 

 というわけで、ブログが書き上がりました。

 

 結構趣味としてダラダラ続けていたブログですが、思ったより学生の頃に始めるには結構良い趣味だったりします。その辺はまぁまた今度話しますが、今回の記事が、これからブログ始める人の参考になれば幸いです。

 

 

 さぁ!君もブログを始めよう!!

 

 

 

 

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特大サイズで楽しむメカニズム エクシードモデル「ザクヘッド」をガチャった話

 

 どうもエイトシーです。

 

 

 先日、お買い物中に、以前から気になっていたガチャガチャである「ザクヘッド」を発見いたしました。500円という強気の価格や、「いうても頭だけだしなー…」ということからなかなか購入の踏ん切りがつかなかったのですが、この日はちょっとガチャガチャ欲が爆発してしまい購入です。

 

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 引いた直後の全体像はこんな感じで、完全な球体型というより、卵形のようなシルエットになっています。私が引いたのは「デザートカラー」でしたね。

 

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 というわけで、卵をバラすとこんな感じ、パーツ分けはそこまで細かくないので、プラモデルみたいに複雑な組み上げをしたりする必要はありませんね。

 

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 各パーツを組み上げて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  完⭐︎成!

 

 

 ……めっっちゃいいじゃん…

 

 最初は正直、「頭だけだしなぁ〜」とか思ってたんですが、この特大サイズ感じゃなきゃなかなか再現できないディティールがとにかく素晴らしい…筋彫りがとにかく映えててかっこいいですねぇ…

 

 

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 ハッチオープンギミックも、このサイズならではの躍動感!!プラモだとなかなかここまでの作り込みはできないからなぁ…

 

 

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 そして、何よりディティール表現が素晴らしいのは、このモノアイ周りでしょう。もうめちゃくちゃかっこいい…ファーストガンダムで描かれた「ただの黒にピンク丸一個」という表現が時代を超えてここまでメカメカしくかっこよくなるとは…レールのあたりをガンメタで塗装したり、中心のカメラ部分をレジンに変更したりする改造も映えそうです。

 

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 唯一不満点は、この台座との接続がどうもうまくいかず、固くて付けずらい割にはすぐ外れます。まぁ、可動に関わる部分でもないので、私は瞬間接着してしまいました。

 

 

 というわけで、今回は「ザクヘッド」をガチャった話でした。

 

 この特大スケールならではの高密度ディティール、500円なら全然安いと感じてしまうほどかっこいいので、見かけたら是非ガチャって見てください。

 

 

 

 …今度部分塗装するぜ!!

 

 

 

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邦画のいいとこ欲張りセット 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を鬼太郎初心者が見に行ってきた話

 

 どうもエイトシーです。

 

 先日、友人に連れられてまたまた映画館で映画を見てまいりました。11月だけでどんだけ映画館に行ってるんだか……

 

 というわけで今回は、現在絶賛公開中の「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」についての話です。

 


映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』オリジナル・サウンドトラック

 

 

・あらすじ

 昭和31年、製薬業で財を築き、日本の政財界を陰で操る龍賀一族、その当主である龍賀時貞が亡くなってしまう。血液銀行に勤める水木は、ある密命と自らの野心のために、龍賀一族が支配する哭倉村にやってくる。一族を巻き込んだ醜い跡継ぎ争いに巻き込まれる水木だったが、そんな中、一族の一人が神社で殺害されてしまう……犯人として捕らえられたのは、後に目玉の親父となる鬼太郎の父だった。捉えられた鬼太郎の父は、自分が妻を探してこの村に来たことを告げる……

 

 国民的アニメゲゲゲの鬼太郎」の第六期の前日譚に当たる本作、実は私は6期どころか鬼太郎自体あんまり見たことはなかったのですが、友人が激推ししてくるので見に行ってきました。それで果たして楽しめたのかと言うと……

 

 

 

 

 

……めっっっちゃ面白かったです!!

 

 

 

 

 

 

 

※以下、ネタバレ注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・「犬神家」的なお約束展開

 

 今回のテーマとなっている「因習村」や「権力者の跡継ぎ争い」などは、「TRICK」や「犬神家」なんかの邦画のサスペンスには結構ありがちな要素だったりします。今回の「ゲ謎」はアニメ作品ですが、この辺の邦画サスペンスのお約束を結構しっかり守って作られているので、アニメとしてよりも邦画サスペンスとしての雰囲気を結構楽しめました。特に、時麿が出てきたあたりでスケキヨが脳裏をよぎって笑っちゃいましたね…

 

 話の展開も、「なんか分かんないけど村から外部への出入りはできなくなる」とか「あくまでも一人一人殺害されていく展開」とか…妖怪アクションアニメだと思いながら見に行ったので、結構ちゃんとサスペンス要素が入っているのがすごく嬉しかったですね。

 

 ただ、まぁ言うて本編は「妖怪」ありきの展開になるので、あくまで「サスペンス風」というか、あんまりロジック的に事件を解決していく感じじゃなかった印象があるので、あんまり期待値を高く持っていくのは違う作品だとも感じましたね。事前情報無しで見にいくと、結構骨太でいい塩梅だと思います。

 

 

・がっつりド派手なアクション

 

 てなわけで、思ったよりもサスペンス風味になってて驚いたのですが、さらにびっくりしたのが、アクションシーンにめちゃくちゃ力が入っていました。

 スピード感ややインパクトに溢れる作画で、全盛期の親父の強さが伝わってくる超人的なアクションシーンが何度かありました。先ほどのサスペンス風の描写でニヤニヤしていたところに、突然ドラゴンボールばりの迫力アクションが挟まってきたので衝撃がすごかったです。

 

 …もしかして、6期鬼太郎ってこのくらいのアクション当たり前なの?

 

・しっかりダークな物語

 

 と、ここまでサスペンス、アクションの部分ですでにお腹いっぱい楽しめていたのですが、さらにストーリーの展開も、想像をはーーーーーるかに超えてダークでびっくりしました。正直ギリ小学生には見せたくないくらいダークに感じました。

 

 特にビビったのが、沙代ちゃん周りの描写でした。いやね、確かに少し違和感には感じましたよ……「おっ!?水木くん、村についていきなり女の子惚れさせちゃってぇ〜」とか、「んぁ?……沙代ちゃん思ったより積極的な子だな……まぁ描写の都合で端折ってるのかな?」とか思っていましたよ……なので……うーん、ちょっと詳細を書くのはブログでも憚られるくらい悪趣味な事実が隠れていて、本当にびっっっくりでしたね…まさか伏線だったとは……

 

 さらに言うなら、あの作中で結局誰一人として報われることなく、ほぼほぼバッドエンドで終わったのも衝撃でした。一族の人間や、ギリ沙代ちゃんまでならまだしも、多少御都合主義な展開にしたって時弥くんぐらいは救われるもんだと思ってたので、まさかの全滅エンドで結構どんよりしました……普通にアニメ映画見にいくノリだった私が迂闊でしたかね?……え?6期鬼太郎ってそうなの?

 

 

 

 という訳で、今回は「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を見てきた感想でした。

 

 ……いやぁ……凄まじかった……

 

 正直、ここまでの映画だとは全く思っていなかったので、ちゃんと邦画のいいところをバッチリ押さえた映画で、めちゃくちゃ良かったと思います。惜しむらくは、自分があんまり鬼太郎に明るくなかったので、もうちょっと鬼太郎ハマってればさらに面白かったのかな…と感じました。ただ、それを抜きにしても、邦画的演出をアニメとしてバッチリ盛り込んだ本作は素晴らしい映画でした。

 

 

 

 

 今度は鬼太郎をおさらいしてから見たいな…

 

 

 

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祝!!新店舗開店!! 2023/11/22 ハードオフ・ホビーオフ中城店購入履歴

 

 どうもエイトシーです。

 

 先日、私の地元にハードオフ、ホビーオフが新装開店しました!!地元にはハードオフが少なく、ホビーオフも一個もなかったので超嬉しい!!

 

 

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 というわけで、今年もハードオフファミリーの端くれとして、グランドオープンでお買い物をしてきたので、その紹介をします。

 

 

 

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・DS ファイナルファンタジー12 レヴァナントウィング

 

 最近DSでRPGをするのがマイブームなので購入。シンプルかつ気軽に遊べるので結構いいんですよね〜

 本作はFF12の続編に位置するみたいですが、本作だけでも楽しめるらしいです。

 

 

 

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・DS ドンキーコングジャングルクライマー

 

 DSブームということでもう一点購入。ドンキーコングはならまぁハズレはないはずと思いましたが、結構操作性独特みたいなので楽しみです。

 

 

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・PS1 女神異聞録ペルソナ

 

 

 現在では日本を代表するビッグタイトルになったペルソナシリーズの第1作目。かなりお安くなっていたので購入です。この時代のウィザードリー的なダンジョンRPGをちょっとやってみたかったので、のんびり遊んでみようと思います。

 

 

 

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・エアブラシセット

 

 プラモデル用に購入。すでに携帯型エアブラシを一個所持してはいるのですが、諸々付属品がついてて1000円なら超お買い得でしょう!!二つあれば多少雑な使い方もできますし……これからもジャンジャン作品を作るぜ!

 

 

 

 

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アオシマ 1/700 高雄

 

 先日公開された「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」で大活躍だった高雄、というわけで、そのプラモデルを購入しました……断じて、断じて「艦これ」目当てじゃないんだからねッ!?

 今までロボプラモは作ったことあるのですが、船のプラモは初挑戦なので、ドッキドキです。きっとこのプラモとマイゴジのソフビを合わせれば映えまくるはず……そのうち震電のプラモも欲しいなぁ…

 

 

 

 

 というわけで、なかなかチャレンジに溢れる購入履歴でした。

 

 こんな狭い地元に出店してもらえて本っっっっっ当に感謝です。今後もジャンジャン利用させてもらう所存なので、これからもよろしくお願いします。中城店!!

 

 

 

 

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「シン・ゴジラ」の元ネタはこっち!? 「ゴジラ(1984)」を見た話

 

 どうもエイトシーです。

 

 この前話題の映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」を見てからというもの、私の中で空前のゴジラブームが訪れています。

 

 

 

 そんなわけで、これからしばらくは過去のゴジラシリーズをちょっと振り返って、新しい沼にズブズブしていきたいと思います。

 

 というわけで今回は、ゴジラ1984)」を見た話です。

 


ゴジラ ('84)

 

・あらすじ

 

 かつて首都東京を襲った「ゴジラ」の撃退から30年後、新聞記者の牧吾郎は行方不明になっていた漁船「第五八幡丸」を発見する。船に残された唯一の生存者奥村の証言から、大黒島の噴火によりゴジラが目覚めたことが確認される。政府はパニックを恐れて報道管制を敷くが、ソ連の潜水艦がゴジラに撃沈されたことにより、東西陣営を巻き込んだ問題に発展してしまう。そしてゴジラは、静岡県原子力発電所に姿を現す。圧倒的なゴジラの力を目にした東西両陣営は、それぞれ首相に核兵器の使用を提言するが…

 

・存外悪くない化学考証

 

 本作、1954年の初代ゴジラと地続きの世界観ではありますが、その実本作は初代ゴジラのリメイクとしての側面を意外としっかりこなしています。

 

 まず本作の化学考証ですが、これが結構秀逸です。確かに、「首都防衛移動要塞スーパーX」なんていうスーパーメカも出てきますが、そのメカにしてもちゃんとエンジン周りの機構の描写があったり、対ゴジラ兵器も、熱核反応を抑制する「カドミウム弾」という兵器だったり、「超音波を利用しゴジラの帰巣本能を操ることで、ゴジラを誘導する」という作戦があったり…と、あんまりファンタジーを感じさせない、いい具合の設定がされています。現代でこそ「うーんちょっと」な感じはしますが、当時だったら本当に結構信じられるSFラインだったのでは?…

 

・”冷戦”という時代背景

 

 そして本作、制作された時の時代背景を色濃く反映し、作中で「冷戦」時代の描写が頻繁に登場します。この背景描写がとても秀逸で、作中で米ソ両国が日本国内での核兵器使用を要請したり、ソ連の潜水艦が沈没したことで米ソで緊張が高まったりと…冷戦という時代背景を用いることで、初代ゴジラで描かれていた「戦争の恐怖」と「核の恐怖」の両面を、当時の肌感覚で再現することに成功しています。また、本作は日本政府が描写の中心の一つになっており、米ソ両国の間で揺れる日本の描写をドラマチックに見ることができます。

 

・「シン・ゴジラ」との繋がり

 

 「当時の時代背景を反映」、「戦争、核の恐怖を描く」、「当時の水準でギリ信じられるくらいのSFを描く」、「日本政府の対応も描く」……はい、本作、実は名作であるシン・ゴジラ」ととても近いものを感じました。

 

eight-c.hatenablog.com

 

 

 というより、シン・ゴジラを作る上で、おそらく本作が「発想の根源」になったのだと感じる描写が多々ありました。特に、日本や海外の政府を描く場面はそのことを感じやすく、作中で首相が各国の特使に対して、「あなたの国にも同じように核を落とせますか?」と問う描写は、シンゴジでの「たとえここがアメリカでも核を落とす」というセリフへの繋がりを感じました。

 

・もったり感

 

 さて、じゃあ本作面白かったのかというと……正直微妙です。

 

 確かに、冷戦期当時の日本のリアルに基づいてゴジラをリメイクする…という下地はなかなか素晴らしいのですが、どうも本作全体の印象としては「もったりしている」感じがしました。

 

 主人公牧と尚子のありきたりすぎる恋愛描写や、作中で全く無意味に武田鉄矢などなどのカメオ出演があったり、それでいて本編は政府を中心に、緊張感はあるが地味なシーンが続き、ゴジラも中盤までは全然出てこない…ギャグにもシリアスにも、あるいはホラーにもサスペンスにも、アクションにも振り切れていない微妙さがあったように思います。まぁ、これはシンゴジが出てしまった影響も大きいので致し方ないことなのかもしれません…

 

 

 

 というわけで今回は、「ゴジラ(1984)」を見た話でした。

 

 設定部分は現在でも通じるくらい良かったものの、全体的にもったりした印象を受ける作品…というのが私の感想でした。ただ、「シン・ゴジラ」につながる部分も数多くあるので、「これから俺はゴジラを極めるぜ!」みたいに思ってる人だったら、見ておくとちょっと面白いかもしれません。

 

 

 次回は「GMK」かな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「花の詩女 ゴティックメード」のラストとその後を解説する話

 


【映画パンフレット】花の詩女 ゴティックメード 2022年度再編集版 監督 永野護

 どうもエイトシーです。

 

 伝説のアニメ映画にして現代の御伽噺、「花の詩女 ゴティックメード」の再上映が決定しました。本作をお勧めする記事はこちらを読んでもらうとして…

 

 

eight-c.hatenablog.com

 

 

 さて本作、本筋は驚くほどシンプルなボーイミーツガールの物語なのですが、実は本作は、漫画「ファイブスター物語」の年表やら本編やらをみると、実はとんでもない歴史的なターニングポイントだったことがわかります。特に、ラストの人物紹介っぽい「カーテンコール」と呼ばれるところに、めちゃくちゃ秘密が隠されてたりするのでその辺を解説したいと思います。

 

 

 

 

 

※この記事には、映画「花の詩女 ゴティックメード」や、「ファイブスター物語」のネタバレが含まれています。正直ファイブスターにネタバレも何もない気もしますが、視聴が前提で書かれているので、ぜひ再上映の機械に見てからこのブログをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

・謎の二人組の正体

 

 まず、最初に解説するのは、物語のラスト、明らかに物語の黒幕っぽい出立ちで、明らかに人間じゃなさそうな容姿で、明らかにオーバースペックなGTMを持った、妙に意味深なことを言うだけ言って特に反撃もせず消えていった謎の男女とその集団がおりましたね……属性過多も甚だしいな…

 

 まず、あの集団の正体は、あの映画の時代である星団歴のはるか以前である「AD世紀」から歴史の裏舞台で活躍していた秘密結社「システム・カリギュラであり、今回の詩女襲撃事件に使われたGTM「ボルドックス」を開発した集団です。今回は黒幕ってよりGTM開発だけ請け負ったって感じですかね…

 

 そして特にやばそうだった男女、彼らは二人ともその「AD世紀」を支配していた皇帝や支配者たちのコピーであり、GTM開発者の能力だけでなく騎士としての能力もある、かなりぶっ壊れた人々です。

 

 男性の方は「ユーゴ・マウザー教授」で、GTMボルドックスの開発に関わっており、映画本編以降の時代でも、ラキシスやらヨーン君やらの中心人物と関わりも持っていくことになります。

 そして女性の方、彼女の本名は「エルディアイ・ツバンツヒ」。他にも「ストーイ・ワーナー」とか「スペック」とかの偽名で知られており、数々の有名GTMの開発に関わっています。特に代表的なのが、作中でも彼女が搭乗していた「マーク3」と呼ばれる機体。あれこそ、ファイブスター物語でも屈指の人気機体であり、のちにクバルカン法国の秘密兵器になる「破烈の人形」です。

 

 


ゲートシオンマーク3 リッタージェット破烈の人形通常版

 

 彼女ものちの時代でアマテラスたちと関わりを持ちつつ、物語の中心人物としてファイブスターに関わり続けることになります。本当にどえらい目に遭い続けているようです…

 

 

 

・トリハロンのその後

 

 さて、映画本編でお告げをもらったトリハロンですが、その後どうなったのでしょうか?

 

 彼はその後、二つに分かれた帝国を見事統一し、ファイブスター物語本編にも幾度となく登場する大帝国「フィルモア帝国」を建国。その初代皇帝となり、「”サイレン・ザ・グレート”フィルモア1」となりました。

 

 そう、実はこの映画はフィルモア帝国」の建国に迫る物語でもあったのです。

 

 ところで、「GTMカイゼリン」ですが、後にフィルモア帝国から、ベリンのいたハスハに対して「不戦の証」として送られ、それ以降詩女が所有するGTMになったようです。ファイブスター本編でも、GTMカイゼリン…ではなく、MHエンプレスが活躍する物語もあったり、これから後の時代でも美しいGTMの活躍が見れそうです。

 

・最後に現れた男女の正体

 

 物語の最後の最後、花畑のようになった惑星カーマインに、複数人の男女が降り立つ描写がありました。トリハロンの耳飾りをつけた女性が花の種を蒔き、ボロボロのマントを羽織った、どことなくトリハロンの面影のある男性が優しげに微笑む……というシーンで終幕でした。

 

 実はあれ、映画本編から約3000年後に訪れたフィルモア帝国の一団で、黒髪の男性はトリハロンから数えて239代目のフィルモア皇帝である「レーダー9世」です。トリハロンと彼は血縁ではありませんが、映画本編での二人の約束が、3000年近く経った時代でも確かに引き継がれているという……7000年以上の年表があるファイブスターだからこそのとんでもないスペクタクルを感じることができるシーンだったんです。途方もない物語や…

 

 

 

 というわけで今回は、映画「花の詩女 ゴティックメード」のその後の物語について解説してみました。

 

 映画本編は至極シンプルなボーイミーツガールなのに、ファイブスターの年表と照らし合わせると様々な歴史の起点になるという…本当に重厚な魅力を持った映画です。

 

 今回の再上映で本作をご覧になった人は、ぜひそのままの勢いで「ファイブスター物語」の方も読んでみてください。きっと、あの時のベリンやトリハロンの面影を、物語の各所で感じることができるはずです。

 

 

 …私ももう一回見たいなぁ…

 

 

 

 

 

 

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