どうもエイトシーです。
大空を舞台に、リンクは旅立つ。
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2021年7月15日
ゼルダの伝説、はじまりの物語。
『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』は、本日発売です。
「発売日トレーラー」を公開しました。#ゼルダの伝説 #スカイウォードソードHD#SkywardSwordHD
というわけで発売になりましたねスカウォ…
私が子供の頃にあんまりゲームをやらなかった話はちょくちょく出してますが、実は弟が自費購入してくれたおかげでwiiでオリジナル版のスカウォを遊んだことがあります。そんでもって…
めちゃくちゃ感動しました!!!!!!
いや、それまでのゲーム(PS1,PS2)とはグラフィックがかなり違うし、しかも謎解きもアクションも両方こなせるゼルダの魅力にどっぷりハマりました。
と言うわけで、めちゃくちゃな神ゲーのゼルダですが、一つ悲しい事実があります。
世間での評価が微妙なんです
いや面白いのにそんなわけ無いやんって思うところですが、実際に売り上げを見てみると、他のゼルダシリーズの世界売り上げが大体4~500万本、いくつかは500万本を超えるソフトもある中、スカウォに関しては367万本にとどまっています(要出典)。圧倒的では無いにしろゲーム性の割にはどうにもパッとしません。
んで、私は何本かゼルダを遊んだことがあるので、その経験からどうしてこの神ゲーがこんな不遇な評価を受けているのかを考えました。
ずばり、原因はニーズのアンマッチです
この話をするために少し昔話をしましょう…飛ばしたい人は太黒字だけ読んで…
昔々、長いゲームの黄金時代が落ち着き、「ゲーム脳」と言う悪説や、携帯ゲーム機の隆盛によって、据え置きのゲーム機市場はちょっぴり縮小しました。それをなんとかすべく、メーカーはいろんな生き残り戦略を考えました。
そんで、任天堂が考えた作戦が、「まだゲームをやったことのない幼年層、もうゲームをやめてしまったファミリー層をターゲットにしよう」と言うものでした。でもって生まれたのがwiiというハードです。
つまり、wiiは極限までライト層に向けたゲーム機だったということです。結果的にこの戦略は大成功、任天堂は天下を取り戻しましたとさ…
でもって、ゼルダに話を戻しましょう。ゼルダがターゲットにしているのは、しっかりした謎解きと、爽快感のあるアクションを楽しみたい人々で……
はい、全然違いますね
結果として、
wiiが大好きな層→ややこしいゲームは得意じゃ無い→スカウォはちょっと避ける
となり、当時のwiiキッズにとってスカウォはちょっとアンマッチなゲームになったのです。
さらに、操作をwii向きにしたせいで、wiiリモコンをブンブンやらないとゲームができず、まぁ面白いけれども従来のヘビーゲーマーのゼルダファンにとってはちょっとやりづらいものになりました。つまり
ゼルダが好きな層→wiiリモコンでの操作は好きじゃない→スカウォはちょっと避ける
となります。ここまで見ると悲しいですね。
しかしここで朗報です。なんと今回のHDリマスターでは通常のコントローラーでの操作にも対応しました。つまり、ゲーマー気質な人にも安心して遊んでもらえるスカウォに仕上がっています。
ストーリー的にも重要な位置にあるし、ゲームも本当に間違いなく神ゲーなのでどうか一度遊んでみてください。