どうもエイトシーです。
この記事の続きです。
・ミノフスキー粒子、ミノフスキークラフト
…これも難解ワードの一つです
言ってしまえば、ガンダム作中に登場する「便利設定」の一つで、ガンダムに出てくるふしぎ現象は半分くらいコイツのせいです。実はかなり事細かな、それこそ科学と見紛うような細かい設定もあるのですが…ここでは割愛します。
ミノフスキー粒子でできることは作中では主に…
・通信妨害
・ホワイトベースを大気圏内でも飛ばす
・ビームサーベルでチャンバラ
・無線通信の媒介
…最初と最後で役割逆転してる気もしますが、前者が音声通信について、後者はサイコミュを用いたファンネルについてです(後で解説します)。
作中では主に通信妨害機能で使われることが多く、戦闘中に「ミノフスキー粒子を散布」とか言ってる時はほぼ通信妨害を目的としています。
また、「閃光のハサウェイ」に登場する「Ξガンダム」は、今まで大きすぎてホワイトベースなどでしか使用できなかったミノフスキー粒子を用いた飛行装置(ミノフスキークラフト)を初めて搭載したモビルスーツになります。
・サイコミュ、サイコフレーム
さっきもちょこっと出てきた単語ですね。
まず大前提として、ガンダム世界は前述のミノフスキー粒子がそこかしこに撒かれているので、基本的に無線通信ができません。その為戦闘でモビルスーツが必要なのですが…今回は省きます。
しかし、ニュータイプに独特な脳波を機械で電気信号に置き換えることで、無線で兵器(ファンネルと呼ばれる小型ビーム兵器)を誘導したり、モビルスーツをある程度考えるだけで動かせたり、相手のニュータイプの脳波を読み取って先読みができるようになりました。その脳波変換装置をサイコミュ(サイ・コミュニケーター)と言います。
そして、そのサイコミュの基礎機能を持つめっちゃ小さいチップを金属に練り込んだものがサイコフレームと呼ばれる素材です。サイコフレームによりサイコミュの小型化、軽量化に成功しましたが、いかんせんニュータイプという半分訳わからない能力者の使用を想定しているので、サイコフレームも謎バリア出したり謎発光したりと結構でんじゃらすな素材です。
アムロ・レイの最後の搭乗機「νガンダム」にはコックピット周りにこのサイコフレームが装備されており、その影響でかなりの高性能と”キセキパワー“を引き起こしました。そして「全身サイコフレームで作ったらめっちゃ強いんじゃね?」というヤバめな発想で作ったのが、有名な「ユニコーンガンダム」です。案の定でんじゃらすなパワー持ってたのですぐさま封印。サイコフレームも禁止技術になりました。
・アナハイムエレクトロニクス
モビルスーツを数多く生産している軍需企業です。Zガンダム、νガンダム、Ξガンダムなんかを作っている会社です。
金さえ払えば連邦軍だろうがジオン軍だろうがネオジオンだろうがティターンズだろうがマフティーだろうがまっっったく関係なしにモビルスーツを作ってくれます。見境なしです。「戦争の真の勝者は連邦でもジオンでもなくアナハイム」なんて言われています。完全に死の商人です。
閃光のハサウェイの作中では、連邦軍の新型モビルスーツの「ペーネロペー」を制作し、それと遜色ない「Ξガンダム」を敵対組織のマフティーに売っています。割と最低です。
・ブライト・ノア
最後の最後で人名です。のちの時代に与えた影響がかなり大きめなので紹介です。
ブライト・ノアは、ファーストガンダムでホワイトベースの艦長をしていた人です……ガンダム知らない人向けに説明すると…
「親父にもぶたれた事ないのに!!!」のシーンでアムロをぶった人です。
軍歴六ヶ月ちょっとの状態で連邦軍の超極秘作戦の指揮をうっかり引き受けることになってしまった苦労人ですが、一年戦争中に急成長。その後のシリーズでも、若きパイロットを導くいい大人として描かれています。
特に、「ユニコーン」作中においては主人公バナージを自分の権限ギリギリアウトくらいまでサポートしてくれています。本当バナージはいい大人に恵まれた…
そして、彼には二人の子供がいて、そのうちの一人がハサウェイ・ノア。「閃光のハサウェイ」の主人公にして、反連邦組織「マフティー・ナビーユ・エリン」の首謀です。どうしてこうなった…
以上でおしまいになります……
なーがいよね。
正直かなり端折って書いていても長記事になってしまいました。しかも所々ファンには怒られるかもしれない端折り方をしています。
むしろ、「この記事こう言ってるけど実際はこうじゃねぇかよ!」みたいな風にしてガンダムを楽しんでもらった方がいいのかもしれませんね。
最後までありがとうございました。