エイトシーのオタク語り

エイトシーのオタク語り

行きどころの無いオタクの独り言

「ガンダム」がブームな今だからこそ「ケロロ軍曹」の話

 


ケロロ軍曹(1) (角川コミックス・エース)

 

 どうもエイトシーです。

 

 私は昔ケロロ軍曹というアニメが大好きでした。そもそも人生最初にガンプラを作ったきっかけもケロロ軍曹でした。

 

 ただ、当時私には「ガンダム」そのものの知識がなく、「なんか昔そういうアニメがあったらしいねぇ〜」ぐらいの認識でした。

 

 しかし、現在ではもはや私は立派なガンダムオタク、山ほどガンプラも作りましたし、アニメもそこそこ見ました。

 

 そして、そんな今だからこそ、改めて発見できた「ケロロ軍曹」の面白さがあったので、今回はその話をしたいと思います。

 

 

 

ケロロの密かなこだわり

 

 ケロロ本人がガンプラ、およびガンダムが好きなのはもちろん周知の事実だと思います。作中ではしょっちゅうガンプラを作っていたり、有名キャラのセリフを引用したり、登場メカがそっくりだったり…随所にその影響が見られます。

 

 ただ、実はケロロが好きなガンダムは「宇宙世紀系」に限られているように見えます。

 

 別に明言はされていませんが、ケロロのアニメ放送当時では既にSEEDやウィングなどなど、アナザー系のガンダムも結構潤沢にアニメ化されていたはずです。しかし、ケロロがそれらのプラモを組んでいたことは(たぶん)無いし、マシンにも影響はありません。

 

 それでいて、ファースト直系である「ガンダムUC」の影響は結構受けているので、ケロロの密かなこだわりとして、「宇宙世紀系」の作品しか興味はないのかもしれません。

 

 「吾輩がガンダムであります!!」とか聞きたいけどなぁ…

 

 

・作中登場のガンプラが……

 

 もう一つ気になったのが、作中に登場するガンプラです。わかりやすく、具体例を出しましょう。この動画の6:33にガンプラが登場するのですが……

 

www.youtube.com

 

 

 

 私はこれが出た途端しばらく笑いが止まりませんでした。ガンプラ詳しい人ならきっと違和感に気づくと思いますが、具体的に言うと…

 

 

・まさかの超マイナーな「ザクレロ」のプラモ

・「ザクレロ」がPGで売ってる

・PGといいつつ箱絵がver.kaっぽい

 

 …ガンプラ詳しくない人には全然伝わらないんでしょうが、とにかくシュールギャグ級にありえないプラモなんです。

 

 

 マイナーすぎて旧キット以降一度もプラモ化されていません。

 

 この他にも、未だにMG化されていないはずなのに「MGゾック」が出てきたり等、一部のファンのみが「そうはならんやろ!!」と突っ込める面白ポイントが結構あります。

 

 そして何よりすごいのが、こんだけ面白いネタをあっさりと流してしまうその「オシャレさ」がすごいです。あくまでも子供やガンダム知らない人でも楽しめる、ガンプラ詳しい一部の人だけが大爆笑できる超高度なギャグです。かっこいい……

 

 

 と言うわけで、今回はガンダムオタクになった今だからこそ「ケロロ軍曹」の面白さの話でした。

 

 最近はガンダムがかなりブームになってきましたので、これを機に「ケロロ軍曹」の方もぜひ見直してみてください。もしかすると、今まで気づかなかった発見があるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

twitter.com

 

 

エヴァメモ 「ハーとカー」の話

 


RG エヴァンゲリオン 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機 色分け済みプラモデル

 

 どうもエイトシーです。

 

 最近重い腰を上げてエヴァを見始めています。まぁ当然に難易度が高いので、試聴と同時に調べ物をかなりしています。

 

 

eight-c.hatenablog.com

 

 

eight-c.hatenablog.com

 

 

 

 本来ならばエヴァといえば意識の高い、かつ深ーい考察をするものですが、「シンエヴァ」が公開されはや一年近く経った今更に考察も何もありません。なので、今回の記事はあくまでもエヴァ初心者私が「これは覚えとかなやな…」というのをメモっておくものになります。エヴァ詳しい人にとっては全然常識だと思うので、暖かい目で見てください。

 

 

・「ハー(肉体)とカー(魂)」

 

 「エヴァンゲリオン」という作品は、一応は「SF巨大ロボットアニメ」の体裁をとっています。聖書の内容をモチーフにしていたり結構宗教色強めとはいえ、ある程度の設定は一応空想科学の範疇で説明することができます。「使徒」やら「黒き月、白き月」も、一応は「そいういう類のエイリアン」とかで説明できます。

 

 …ただ、一箇所だけ「ちょっと科学とは違うよな…」という箇所があります。それが、「ハー(肉体)とカー(魂)」の設定です。

 

 エヴァの世界観では、「魂」と「肉体」というものが明確に別物として存在することができ、かつそれぞれを人工的にコピーすることもできるという設定があります。

 

 そもそも、「汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン」という存在は、使徒のアダム(初号機のみリリス)の「肉体」のコピーとして作られたという設定があります。しかし、「肉体」のみで「魂」を持たなければ動くことはできません。なので、シンジやアスカなどの人間を「魂」の代替として搭乗させることで、人間と同じように動かしています。

 

 また、「綾波レイ」という存在も、「肉体」的にはシンジの母である「綾波(碇)ユイ」のコピーですが、「魂」は第二使徒の「リリス」のものが入っています。綾波が初号機に乗るのが危険と言われている理由がこれで、

 

 リリスの肉体のコピー + リリスの魂のコピー ≒ リリス

 

 となり、そんなヤツと使徒を直接対決させるのがデンジャラスになる……というわけです………と思ったけど、おそらくリリスから出来てるだろう零号機に綾波乗ってたよな………わからんな……

 

 

 ところで、なぜ今回わざわざ「ハー(肉体)とカー(魂)」なんていう周りくどい書き方をしていたのか…

 

 この書き方は古代エジプトの死生観における書き方で、ミイラを作る理由も、「ハー(肉体)を捨て去ったカー(魂)が、保存されていたハー(肉体)に戻れば復活する」という思想に基づきます。

 

 私はデスストが好きなのでなんとなくこの呼び方が身近だったのでこの言い方をしました。

 

 ……が、この記事書きながら、「…そういえば、ゼーレの本部ってピラミッドの形してたよな……」と思ったので、もしかすると、聖書の他に古代エジプトの思想もエヴァには紛れ込んでいるのかもしれません…

 

 

 

 というわけで、ちょっとしたメモでした。

 

 正直まだ全然荒い考察だと思うので、何か情報ご存知の方はコメントお願いしたい次第です。零号機ってリリスベースなの?アダムベースなの?

 

 

 

 

 

 

 

 

twitter.com

 

 

 

 

 

2022/6/6 ハードオフ購入履歴

f:id:Eight_C:20220607172936j:image

 

 

 どうもエイトシーです。

 

 前回の購入履歴で「細々でも……いいかな!」とか言っていましたが……今回めちゃくちゃ大量でした。やったぜ!

 

 

バイオハザード5 オルタナティブエディション:330円

 

f:id:Eight_C:20220607173000j:image

 

 ……はい、前回と同じもの買ってきました。

 

 

eight-c.hatenablog.com

 

 

 実は前回購入した奴は私の家のPS3君ではうまいこと読み込みませんでした。ちなみにこれは動きました。

 

 ……まぁもともとジャンク品ですし、PS3は結構不安定なハードなので、こういうこともあります。むしろ660円ですんでラッキーなくらいです。

 

 

 

PlayStation eye:330円

 

f:id:Eight_C:20220607172946j:image

 

 私はPSVR用でMoveを二本所持しておりまして、今回購入した「バイオ5」でこれ使って遊べるとのことだったので購入です。

 

 ハードオフでは結構安値でゴロゴロころがってるアイテムなので、気になる人は買ってみるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

バイオハザード リベレーションズ アンベールドエディション:550円

 

f:id:Eight_C:20220607173011j:image

 

 最近バイオがマイブームなので購入です。

 

 同時期に出ていた6とかと比べてかなり原点回帰的で面白いと評判なので、結構気になっていました。現行機でもリマスターされているので面白さはかなり期待しています。

 

 

セガサターン 白:2200円

 

f:id:Eight_C:20220607173018j:image

 

 実は私はセガサターンを過去に二度ほどジャンクで購入しているのですが、ことごとくうまく起動しませんでした。

 

 今回はジャンク品ですが、一応動作は確認できたとのことなので購入しました。我が家でも全然問題なく起動できたので、今後はセガサターン用のソフトも積極的に買い漁ろうかと思います。

 

 

 

ストリートファイター リアルバトルオンフィルム:550円

f:id:Eight_C:20220607173025j:image

 

 という訳で、いきなりセガサターン用ソフトを購入しました。

 

 このストリートファイターは結構特殊なヤツで、昔公開された映画の俳優さんをキャプチャーして使われているヘンテコゲームです。ただ、グラフィックは面白ですが、内容は当時評価の高かったスパ2Xをもとにしているので、ゲーム内容はなかなからしいです。

 

 …実はすでに少し遊んでみました。

 

 私は結構な数のスト2シリーズを所持しているのですが……正直これがいちばんおもしろかったかもです。

 

 最近コレクションなどで最新機でも遊べるスト2ですが、この作品だけは版権の都合でリマスターは難しいらしいので、今後価値があがっていったり……?

 

 

 

 という訳で、期せずして大量になったハードオフ購入履歴でした。

 

 正直ちょっと買い物に行くくらいのつもりだったのですが……おそろしやハードオフ……

 

 

 ……また来週も行こうかな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

twitter.com

 

 

超今更ながら「エヴァ」を見始めた話 「破」

 


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

 

 どうもエイトシーです。

 

 前回から引き続いて少しずつ少しずつエヴァを消化しています。だんだん理解できる用語も増えてきました。というわけで、今回は「破」を見た感想を書き殴りたいと思います。

 

・エンジンかかってきた!!!

 

 前回の記事の中で、「「序」はまだ説明に終始しててエンジンがかかってない」的なことを言っていました。

 

 

eight-c.hatenablog.com

 

 

 が、今回はエヴァを使ったアクションシーンが豊富で、またアスカやら加持さんやらミサトさんやらのシンジくん以外のキャラにもスポットが当たり出したので、「序」と比べてかなりエンジンがかかってきたような感じでした。こういう熱い戦闘シーンが見たかったのよ…

 

 そういえば、アスカのキャラ設定には正直ちょっとビビりました。まさかあそこまで古典的なツンデレキャラだったとは……

 

 

 

・分かりやすい……?

 

 前回の「序」では作品の世界観設定がほぼ省かれていて、かなり分かりづらくなっていました。ただ、今回になってやっと「セカンドインパクトとは何か?」とか、「なんで海が赤色なのか?」とかの説明が入ったので、「序」よりもかなり分かりやすくなっていたと思いました。

 ……まぁそうは言っても相変わらず難しい単語やら言い回しやらの庵野オンパレードな作品なので、油断して見ると痛い目に遭いますね。

 

 「ネブカドネザルの鍵」は結局どこ行ったんだよ……

 

 

・「明暗」がエグいて…

 

 そしてそしてストーリー展開の話ですが……

 

 ……いやエグいて……

 

 確かにね、前半部分の日常パートがかなり明るくなったあたりから不安感はあったんですよ…ここでぶち壊すんだろうなぁ……とは思っていたんですよ……

 

 にしてもエグいて……

 

 おまけにあのシーン結構エグいことやってるシーンなのにかかってる音楽が妙に優しげなのもめちゃくちゃ気持ち悪かったですね。もうとにかく悪い意味で印象に残るシーンでした。

 

 

 と言うわけで、今回はエヴァの「破」を見た話でした。

 

 エヴァ視聴と同時並行で「シン」より前の考察だったり解説だったりの動画を見漁っているので、少しずつエヴァのことも理解できてきました。次回は超難問と名高い「Q」なので、気を引き締めて見たいと思います。

 

 

 

 

 

 

twitter.com

 

 

待望のリメイク 「BIOHAZARD RE:4」が発表された話

 


バイオハザード4 - PS4

 

 どうもエイトシーです。

 

 バイオハザードの初期三部作のリメイクが順当に完了し、イーサンの物語にも一区切りがつき、シリーズの動向が気になっていたところですが……

 

 

 

 

 

 本日、ついに「BIOHAZARD RE:4」が発表されました!!!!

 

 最近バイオ7を完走し、バイオ5をジャンクで購入したり、個人的に現在絶賛バイオ熱があったタイミングでのこの発表……かなり胸アツです!!

 

 というわけで、今回はこの「バイオRE4」についてです。

 

 まぁ、詳細についてのまとめはきっと他の人が山ほどやってくれると思うので、今回はバイオファンとしてこのリメイクに対する期待についてお話ししたいと思います。

 

 

 

・ゲーム性について

 

 私はこのブログでちょくちょくバイオの蘊蓄を垂れているわけですが、その中でしょっちゅう喋っているのが、バイオはシリーズで二度のフルモデルチェンジをしているという話です。

 

 

eight-c.hatenablog.com

 

 つまり、謎解きホラーアクションの1,2,3、アクションシューティングホラーの4,5,6、ホラー謎解きシューティングの7,8と、時代に合わせてゲーム内容を少しずつ変えています。

 

 今までリメイクが作られたのは、1,2,3の初期バイオであり、謎解きの楽しさは残したまま、現代的なシューティングの楽しさを組み合わせることに成功しているので、かなり良作になっています。

 

 しかし、今回リメイクされるのは中期型のバイオです。つまり、シューティングやアクションが強化され、代わりに謎解きが控えめになってしまった作品です。なので、私が今作のリメイクに期待するのは、オリジナル版よりも濃く難易度の高い謎解き要素を入れて欲しいなぁ……というものです。

 

 愚直にリメイクやるだけだと割とありがちシューティングになるので、なんとか謎解きをアレンジで入れてほしいなぁ……

 

 

・グラフィックについて

 

 まぁ、こっちについてはあんまり心配はないでしょう。今までのバイオで培われたREエンジンを使えば超美麗グラフィックを用いた超イケメンなレオンを拝めるでしょう。

 

 むしろ注目点は、次世代機によってどれだけグラフィックが強化されるのか、あるいは今世代機ではどうなるのか…というところでしょう。

 

 現状のPS5の状況では正直PS4でも出して欲しい気持ちはあります。ただ、PS4に合わせてグラフィックが頭打ちになってしまうのも惜しいタイトルだなぁ…という気持ちもあります。PS5専用のデモンズはめちゃくちゃ綺麗ですしね…

 

 ……なかなか難しい問題……というか、頼むからPS5を出してくれ!!!!!!

 

VRについて

 

 さて、「バイオ4」といえば、少し前にOculus Quest(現Meta Quest)向けにVR版が発表されていましたね。

 

 

 私は常々どうしてPSVR向けに発売しないのかと憤っていましたが、今回のRE:4では、新型のPSVR2向けのコンテンツを開発中のようです。

 

 まぁ…VRどころかPS5が買えない現状では夢のまた夢みたいな話でしょうが、それでもバイオがプレステのVRに帰ってきたということは大きいんじゃないかと思います。現状バイオ7だけがPSVR対応で、そこだけで終わるのはあまりに惜しい気がしていたんですよね…まぁ気長に楽しみに待ってみましょう。

 

 

 

 という訳で、今回はバイオRE:4についての話でした。

 

 まぁ、結論としては「PS5を出せやぁ!!!!」という話ですね。ゲームに関してはまだまだ謎に包まれた部分が多くあるので、今後の続報に期待したいと思います。

 

 

 では、最後にもう一度だけ……

 

 

 

 PS5をっっ!!!!!!!!出せやぁあああ!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

twitter.com

 

 

 

超今更ながら「エヴァ」を見始めた話 「序」

 


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

 

 どうもエイトシーです。

 

 私は「シン・ゴジラ」が大好きで、先日「シン・ウルトラマン」も映画館で観てきました。なんならもう一回くらい行きたいと思っているところです。

 

 して、こんだけ庵野監督の作品を見て、大好きと公言している。おまけにブログのタイトルには「オタク語り」と書いてあり、とどめにはSF、巨大ロボットアニメも私は大好きなわけですが……

 

 

 実は今まで「エヴァンゲリオン」を見たことがありませんでした。

 

 

 ……実は周りの友人たちにも何度か勧められていたのですが、如何せん見始めるハードルが重くて重くて……「シン・ウルトラマン」をきっかけにようやっと重い腰を上げたわけです。

 

 というわけで、今回は知識ほぼゼロの私が「ヱヴァンゲリヲン 序」を見た感想を書き殴りたいと思います。

 

 普通エヴァのブログは濃密な考察をするのがセオリーですが、このブログはあくまで、超初心者がエヴァを見始めてどう思ったか…というブログです。

 

 ちなみに、当然今後「シン・ヱヴァンゲリヲン」まで観るつもりなので、順繰り感想を書き殴っていきます。

 

 

・まだエンジンがかかってない?

 

 まず、今作を見て真っ先に思ったのが、「……なんか、ずっとシンジ君が駄々こねてる話だったなぁ…」でした。

 

 …いや、わかってますよ!中学生にして巨大ロボットに訳もわからず乗せられて、訳のわからんでっかい奴と戦わされる…私なら「逃げちゃダメだ…」どころか全身の穴から諸々垂れ流しながら逃げ出してます。

 

 ただ、如何せんちょっとそのターンが長いような気がして……

 

 ストーリー全体としても、なんとなくエヴァがまともに動くようになるところで終わってしまったので、まだまだエンジンをかけている途中なのかな?という感じでした。なんとなく「閃光のハサウェイ」と同じものを感じますね。

 

 

 

・既にちょっと置いてけぼり…

 

 私の数少ないエヴァ知識として、「新劇場版はQから急に難しくなる」というのがあるのですが、完全スカンピン初心者の私としては「序」の時点で若干の置いてけぼりを感じていました。

 

 「セカンドインパクト」という単語はなんの解説もなく当たり前に使われるし、ゼーレの本部も地下に進んでいたのに急に海っぽいのがあって混乱するし……

 

 おまけに今からそこを調べながら試聴しようとすると、もれなくその後のネタバレを食いそうだし…結構これから大変そうです。

 

 

・世界観設定いいなぁ…

 

 なんかマイナスなことしか書いてないようですが、現時点で私はエヴァ結構気に入っています。

 

 特に良いと思ったのが、「第3新東京市」の設定です。

 

 基本的に使徒の襲来を前提とした作りになっていて、巨大兵器のエヴァが戦いやすいよう、随所に仕掛けやら格納武器やらがある……という設定は、結構ぐっときました。

 

 それでいて、いわゆる日本の田舎みたいな場所も点々と残っていて、未来感とノスタルジーをいい具合に調和させていてめちゃくちゃ気に入りました。

 

 

 

 

 というわけで、エヴァ序を見始めた話でした。

 

 

 現状まだ面白さを掴みかねている感じはありますが、まぁ四部作の第一作目なので、まだまだこれから面白くなっていくのでしょう。今から結構楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

twitter.com

 

 

超分かりづらい「TENET」を少しだけ見やすくするための話


TENET テネット(吹替版)

 

 

 どうもエイトシーです。

 

 私は映画が大好きで、その中でも特にSF映画が大好きなのですが、そんな私が今一番心を奪われている作品があります。

 

 ノーラン監督の「TENET」です。

 

 

 私は今までそこそこな数のタイムマシンものやタイムリープものの作品を見てきたつもりでした。タイムパラドックスも、バタフライエフェクトも、マルチバースについてもちゃんと理解しているつもりです。

 

 その上で、

 

 

 この映画は本当にややこしい映画です。

 

 

 実は既に5週近く見ているのですが、まだ細部で整理しきれていない部分が多々あったりします。それだけ奥深く、とんでもない作品です。つまり、初見で全てを理解し切るのはおそらく100パー無理な作品です。同監督の「インセプション」や「インターステラー」と比較しても比べ物になりません。

 

 というわけで、今回は初見で「TENET」を見て理解できなかった人向けの解説記事になります。当然ネタバレありなので、まだ本編を見ていない人は、ぜひ一回見てから、もう一度この記事に戻ってきてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・TENETは"戦争"の話

 

 

 ずばり、TENETは戦争の映画です。

 

 「嘘やろ!?そんな話あったか!?」となる気持ちはわかります。この映画は、基本的に主人公の視点のみで物語が進行するため、逆に主人公の身に起こっている事以外がめちゃくちゃわかりづらいんですよね。

 

 なので、わかりやすくするため、「未来人」の視点から物語を考えてみます。

 

 彼らの住む未来では、地球の汚染が進み、人口が過密になり、とても人間が存続できる状態ではありません。そんな中、物体の時間を逆方向に進ませる「逆行装置」の開発に成功します。そして未来人は気がつきました。

 

 「この逆行装置を使って逆向きの時間の中で生活すれば、地球は年々汚染した状態から回復していくんじゃね!?」

 

 …なかなかな考えですが問題もありました。逆行装置を使って逆行した人間は、通常の方向に流れている酸素を吸入することができません。作中で逆行装置に入った人が絶対に酸素マスクをしているのはこの為です。まぁ不便…

 

 …と思ったのも束の間、今度は「時間の流れそのもの」を逆転できる、作中では「アルゴリズム」と呼ばれているマシン(正確には「手順」)がついに完成します。これを使えば、逆行装置を持っている未来人はそのまま逆行しながら、だんだん改善していく環境で生きられます。が、引き換えに過去、つまり現代を生きている我々は途端に空気の流れが逆転するので一気に死に絶えます。

 

 倫理観ゼロの一般未来人共とは違い、アルゴリズム開発者は流石にマズいと感じたようで、アルゴリズムを九つのパーツに分離してから逆行装置にぶち込み、そのまま過去へと隠してしまいます。

 

 しかし、タイムパラドックスも辞さないクレイジー未来人はその程度ではへこたれない。過去で生活していた適当な人間に大量の金塊を渡してアルゴリズムの破片を探させます。その人物こそが、作中のラスボスの「セイター」です。

 

 対して、この未来人の攻撃を知った現代人も、対抗するための組織を作ります。かくして、未来人VS現代人の壮絶なる大戦争が幕を開けたのです…

 

 そうです、この映画で観られるのは、この果てしない時空間大戦争のほんの一幕に過ぎないのです。

 

 

 

 

 

 どうでしょう?少しこの作品への理解度が上がったのでは無いでしょうか?

 

 正直、この作品はここが分かっていたとしても十分にややこしい作品です。ただ、この大前提がわかっていれば幾分か作品が見やすくなるので、ぜひもう一度、この大前提をもとに映画を見直してみてください。きっと、その他の謎に目を向ける余裕が出るはずですので……

 

 

 

 

 

twitter.com